まさか!?妊婦検診を受けると病院から不穏な知らせが。想定外な検査結果とは?

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40歳元ファッションスタイリストの子宮頸がん闘病記。前編に続く後編です。

【連載 子宮頸がん日記#20】後編

クリニック:Tomomiさんですか?検査結果について話したいことがあるので、できるだけ早く病院に来てもらいたいのですが…

私:話したいことって検査の結果でなにか悪い数値が出たってことですか?どの検査がひっかかっているんでしょうか?

クリニック:電話越しではお伝えできないんです。2つの検査で異常値が出ているとのことなので、次回の検診を待たずに来るように、先生から指示を受けています。

私:(2つも引っかかってる……!?)わかりました。ただ、そちらでまた半日(人気すぎていつも待ち時間が長い)くらい待たなきゃいけないということですよね?

クリニック:それは大丈夫です。緊急の方のために予備枠を設けているので、待たずにすぐに診察を受けられます。

私:(緊急を要する!?)わかりました。明日お伺いします。

 

電話を切った後に押し寄せてくる不安。

 

子宮頸がん?エイズ?一体何に引っかかった?

緊急の方?私って緊急なの?そもそも妊婦検診の項目って…?

子宮頸がん検査はしたけど、もしかしたら子宮頸がんが進行してる…?

赤ちゃんにも影響が出るくらいに進行してる?まさか、赤ちゃん産めないの?

 

いやいや、落ち着こう。一旦子宮頸がん以外の検査項目を見てみよう。

赤血球不規則抗体

風疹抗体

トキソプラズマ抗体

血糖

B型肝炎

C型肝炎

HIV抗体

子宮頸がん検査

膣内細菌検査

クラミジア抗原検査

梅毒

成人T細胞白血病ウィルス(HTLV-1)抗体

ずらっと記載された検査項目の中、ふと目に留まったのがHIV。

 

今のパートナーはアメリカ人。日本よりもアメリカの方がHIV感染率が高いのは事実です。

 

病院が「なるべく早く来て」とわざわざ連絡するくらいなんだから、もしかしたらHIV?

不安な妄想はどんどん大きくなり、もしもHIVだったら子どもは産めるのか検索してみると、どうやら帝王切開なら産めるよう。

なるほど。

仮にHIVだったとしても、子どもが産めるなら一旦は一安心。

 

思わず深キョンのドラマ『神様もう少しだけ』(1998年)のラストシーンが頭によぎりましたが、「今の時代は医療も進歩してるしきっと大丈夫」と心を落ち着かせました。

そして翌日聞いた検査結果は、想定外の内容だったのです……

▶▶【つづき】は6月29日(土)配信予定です

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2024/6/15 11:01

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