太田光も心配するほど 宮迫博之に白旗をあげさせた、粗品の容赦ないイジリ
4月12日放送の『酒のツマミになる話』(フジテレビ系)で、「専業YouTuberは面白くない」と言い切った粗品。闇営業問題以降、YouTubeに活路を見出した宮迫博之を呼び捨てや君付けで呼び、「先輩じゃないですよ、アイツもう(芸人)やめてるんだから」とディスり、共演者を慌てさせていた。この番組での発言が、一連の“粗品 VS 宮迫”騒動のきっかけとなったのだ。
中でもヒートアップしたのが、5月28日に都内で行われた人気YouTuber・ヒカルのバースデーイベントの動画である。ネット上で拡散された動画には、ステージでヒカルが「宮迫さんの方が(粗品より)100倍面白い」、「せいや、お前、動画の中で俺のこと馬鹿にしていたけど、クロムハーツの帽子似合ってないから! あんな趣味悪い帽子、よく被れたな!」と罵倒すると、一緒に登場した宮迫も「エンジンかかってきた、粗品に言いたい!」と呼応。「テレビに出てた時の俺を超えてから言え!」「お前『アメトーーク!』みたいな番組、作ったけ?」と宮迫は右腕を振り上げて挑発していた。
すると5月31日深夜放送のラジオ番組『霜降り明星のオールナイトニッポン』(ニッポン放送)で、霜降り明星の2人はその動画に言及。せいやが「演者でゼロから番組作るの、珍しいから」「まだ闇営業みたいな場所で」とこき下ろすと、粗品も「面白すぎる」「よだれ垂らして笑った」と煽る。ついには「知名度ある一般の方2人に、そんな言っていただいて」と述べ、ヒカルと宮迫に屈辱を与えていた。最後は「もっとイジってくれ!」と宮迫らへ更なる挑発を希望し、霜降り明星の2人はまだまだこの話題を引っ張る気満々だった。
しかし宮迫は、6月3日のYouTubeチャンネル『宮迫ですッ!【宮迫博之】』で、一連の騒動について「勘弁してくれへんかな、もうしんどい」と白旗をあげた。そして「もう負けでいいです。すごいすごい…負けでよろしい」「粗品も絡んでこないで、しんどいです」と頭を下げ、もう霜降り明星とのイジリ合いには参戦しないと伝えたのだ。
この騒動に、バラエティ番組『爆笑問題&霜降り明星のシンパイ賞!!』(テレビ朝日系、2019年~2021年)で霜降り明星と共演した爆笑問題は、粗品の今後を心配しているようだ。6月4日深夜放送のラジオ番組『火曜JUNK 爆笑問題カーボーイ』(TBSラジオ)によると、宮迫への発言は芸人として最高に面白いものの、粗品のあまりの口の悪さに太田光は「なんで、そんなヒドイことを言うんだ」と笑いながら語った。また同番組の最後でもこの話題となり、田中裕二(59)が「宮迫、疲れちゃったから“もう勘弁してくれ”って」と言うと、太田は「(宮迫が)本当に可哀想」を連発していたが、「あんな奴いないだろ、今まで」と粗品の怖いもの知らずの姿勢は評価していた。
(TechinsightJapan編集部 みやび)