【安田記念】武豊騎手が09年ウオッカ以来の4勝目なるか ナミュールで参戦

 武豊騎手がナミュール(牝5、栗東・高野友和厩舎)で安田記念(3歳上・GI・芝1600m)の15年ぶり4勝目を目指す。

 武豊騎手はこれまで安田記念に30回騎乗。初参戦した90年にオグリキャップで制覇。その後、95年に外国馬のハートレイク、そして09年にはウオッカで制し、川田将雅騎手と並んで現役最多タイとなる3勝を挙げている。

 今年のパートナーはナミュールだ。昨年のマイルCSの覇者。その後も香港マイルが3着、ドバイターフが2着と、世界の強豪相手に素晴らしい走りを見せてきた。武豊騎手と初コンビだった前走のヴィクトリアマイルは8着で、この敗因が解せないが、少なくとも力を出し切っての負けではない。

 武豊騎手はこれまで牝馬でJRA・GIを22勝している。しかし、意外にも09年の安田記念をウオッカで制して以降は91連敗中。2着が6回、3着が5回あるが、惜しくも戴冠に手が届いていない。ここでレジェンドらしくない連敗に終止符を打てるか、その手綱捌きに要注目となる。

2024/5/28 19:15

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