何をどう食べればいい?ダイエット中もOKな“太りにくい”間食の取り方

 ダイエット中によく苦労するのが間食の取り方ではないでしょうか。とくに、「ダイエット中の間食は絶対ダメ!」と思い込みがちですが、実は取り方や内容を工夫すれば食べても問題ないようなんです。

 医師の齋藤真理子さんの著書「『内臓脂肪がなかなか減らない!』という人でも勝手に内臓脂肪が落ちていく食事術」(アスコム刊)から、ダイエットが成功する間食の取り方を詳しくみていきましょう。

■食後3~4時間後に取る

 間食は戦略的に賢く取れば、太りにくい体を作ることができるそうです。まずポイントになるのが、食後3~4時間後に取るということ。食事を取らない時間が続くと血糖値が下がり、体がエネルギー不足に陥ります。その状態で食事をすると食後血糖値が急上昇してしまい、血糖値を下げようとインスリンが脂肪を溜め込むようになってしまうのです。

 それを予防するために間食を食べて、ちょっと血糖値を上げておくことが重要なんだとか。食後3~4時間後に取ることでエネルギーと栄養補給ができ、血糖値をゆるやかに上昇させてくれるのです。

 そして、少量ずつちょこちょこ食べるのがいいそうです。齋藤さんは“齋藤流間食お味噌汁”として、味噌汁に糖質のくず粉を入れるオリジナル味噌汁を水筒に入れて持参し、上手に間食として利用しているそうですよ。

■齋藤流間食お味噌汁の作り方

〈材料〉

味噌大さじ1杯/いりこだし(かつおだしでも可)大さじ1杯/くず粉大さじ1杯/お湯200~300ml(お好みの濃さで)

〈作り方〉

1.水筒にお湯以外のすべての材料を入れる(くず粉はあらかじめ分量外のお湯でといておけばダマになりにくい)

2.お湯を水筒に入れる

3.かき混ぜる。

※空腹を感じたらちょこちょこ飲むことで血糖値が安定するそうです。

■オススメの間食5選

 齋藤流間食お味噌汁の他、次のようなメニューもオススメです。これらの食材で間食を戦略的に取りましょう。

●スープ

 鍋の残り汁を活用してもOKです。ただし、コーンスープなど糖質の高いスープは避ける。

●茎ワカメ

 食物繊維が豊富で、1日の摂取量は約15g程度が目安。

●ミックスナッツ

 無塩タイプがオススメ。1日に手のひら1杯(約70g)程度が目安。

●高カカオ チョコレート

 カカオ70%以上のものを1日20~25gまでを目安に。

●バナナ

 1本を1/5 本ずつ程度、1日に何回か分けて食べるのがポイント。

 上手に取り入れればダイエット中でも間食を食べてよいというのはうれしいですよね。賢く実践して、ぜひダイエットを成功させてくださいね。

2024/5/27 7:14

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