パリ五輪行きを決めたU23日本代表、アジアの頂点を懸けたウズベキスタン戦のスタメン発表!

AFC U23アジアカップ カタール2024

■決勝

会場:ジャシム・ビン・ハマド・スタジアム/2024年5月3日(月)24:30キックオフ

 アジアサッカー連盟(AFC)は3日、同日に行われる「AFC U23アジアカップ カタール2024」の決勝・U-23ウズベキスタン代表戦に臨むU-23日本代表のスターティングメンバーを発表した。

 パリオリンピック2024(パリ五輪)の出場権を懸けた今大会も最終章に突入。準決勝を制したU-23日本代表、U-23ウズベキスタン代表に続いて、2日に行われた3位決定戦を延長戦の末に2-1で制したU-23イラク代表がパリ行きの切符を掴んだ。U-23インドネシア代表はアフリカ予選の4位チーム(U-23ギニア代表)とのプレーオフに回ることが決まっている。

 そして遂に、今大会の王者を懸けて決勝が開催される。グループBに組み込まれていたU-23日本代表は、4月16日に行われた第1節でU-23中国代表を1-0で破ると、19日に行われた第2節ではU-23UAE代表を2-0で撃破。早々とグループステージ突破を決めたが、22日には首位通過を懸けたU-23韓国代表との第3節に0-1で敗れ、2位での決勝トーナメントへ進んだ。

 25日に行われた準々決勝では、前半途中に退場者を出した開催国のU-23カタール代表に一時は逆転を許しながらも、延長戦でFW細谷真大(柏レイソル)とFW内野航太郎(筑波大学)がゴールを挙げ、4-2で勝利。29日に行われたU-23イラク代表との準決勝では、細谷の2戦連発に加えて、スタメン入りを果たしたMF荒木遼太郎(FC東京)が追加点を奪い、2-0で激闘を制した。この結果、1996年のアトランタ大会から続く8大会連続となる五輪出場が決定した。

 波に乗るU-23日本代表の前に決勝で立ちはだかるのは、オリンピック初出場を決めたU-23ウズベキスタン代表だ。今大会、グループステージを3戦全勝で首位通過すると、準々決勝でU-23サウジアラビア代表を2-0、準決勝ではU-23インドネシア代表を2-0で下し、決勝へ進出。ここまでの5試合で14得点無失点と圧倒的な強さを見せつけており、今大会の中で間違いなく最も安定感のあるチームだ。

 現在はA代表でも活躍するMF遠藤航(リヴァプール/イングランド)やFW浅野拓磨(ボーフム/ドイツ)らを擁した2016年大会以来、4大会ぶりの優勝を目指すU-23日本代表。大岩剛監督は、準決勝から中3日で迎える決勝に向けて、スターティングメンバーを3名変更。MF山本理仁(シント・トロイデン/ベルギー)とFW佐藤恵允(ブレーメン/ドイツ)が準々決勝のU-23カタール代表戦以来、FW藤尾翔太(FC町田ゼルビア)が第3節U-23韓国代表戦以来となる先発に戻ってきた。キャプテンのMF藤田譲瑠チマ(シント・トロイデン/ベルギー)を筆頭に、DF高井幸大(川崎フロンターレ)、MF松木玖生(FC東京)、FW細谷真大(柏レイソル)らは決勝トーナメントに入って3試合連続の先発に並んでいる。

 試合は日本時間でこの後24:30(4日の0:30)キックオフ予定。試合の模様はNHK総合にて全国生中継および、DAZN・NHKプラスにて生配信される。

 U-23日本代表のスターティングメンバーは下記の通り。

■U-23日本代表

<スタメン>

▼GK

1 小久保玲央ブライアン(ベンフィカ/ポルトガル)

▼DF

4 関根大輝(柏レイソル)

5 木村誠二(サガン鳥栖)

22 高井幸大(川崎フロンターレ)

21 大畑歩夢(浦和レッズ)

▼MF

8 藤田譲瑠チマ(シント・トロイデン/ベルギー)

7 山本理仁(シント・トロイデン/ベルギー)

17 松木玖生(FC東京)

▼FW

9 藤尾翔太(FC町田ゼルビア)

19 細谷真大(柏レイソル)

10 佐藤恵允(ブレーメン/ドイツ)

<ベンチ>

▽GK

12 野澤大志ブランドン(FC東京)

23 山田大樹(鹿島アントラーズ)

▽DF

2 半田陸(ガンバ大阪)

3 西尾隆矢(セレッソ大阪)

15 鈴木海音(ジュビロ磐田)

16 内野貴史(デュッセルドルフ/ドイツ)

▽MF

6 川﨑颯太(京都サンガF.C.)

11 山田楓喜(東京ヴェルディ)

14 田中聡(湘南ベルマーレ)

20 平河悠(FC町田ゼルビア)

▽FW

13 荒木遼太郎(FC東京)

18 内野航太郎(筑波大学)

【ハイライト動画】パリ五輪出場までの歩みはこちらから!

2024/5/3 23:32

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