インテル、ラウタロ&バレッラとの契約延長交渉を再開へ…ダンフリースは売却の可能性?

 インテルが主力選手との契約延長に向けた動きを強めているようだ。25日、イタリア紙『ガゼッタ・デロ・スポルト』が伝えている。

 現地時間22日に行われたミラノ・ダービーに2-1で勝利し、3シーズンぶりのセリエA優勝が決定したインテル。ここまで33試合を消化しての戦績は27勝5分1敗で、1-2で敗れた昨年9月のサッスオーロ戦以降はリーグ戦で実に27試合無敗を維持。5試合を残してのスクデット獲得は、昨シーズンのナポリや2018-19シーズンのユヴェントスらと並ぶセリエA最速タイ記録となっているようだ。

 今回の報道によると、セリエA制覇という重要目標を達成したインテルは、主力選手との契約延長交渉を再開する予定とのこと。2026年6月末で現行契約が満了となるアルゼンチン代表FWラウタロ・マルティネスとイタリア代表MFニコロ・バレッラとの交渉を優先的に進めるようだ。選手サイドとの交渉は過去数カ月に渡って行われてきたものの、現時点で新契約の締結には至っておらず。しかし、クラブ側はリーグタイトルを獲得したことで選手との絆がより一層深まったと考えており、合意に自信をのぞかせているようだ。

 一方で、2025年6月末に現行契約が満了となるオランダ代表DFデンゼル・ダンフリースについては、今シーズン終了後の去就が不透明だという。既に昨年秋の時点で新契約が提示されたものの、選手サイドがこれを拒否したとのこと。クラブ側は昨年夏にパリ・サンジェルマン(PSG)へフリートランスファーで移籍したスロバキア代表DFミラン・シュクリニアルと同様の事態は何としても避けたいと考えており、契約延長が見込めない場合には、移籍金が発生する今夏のタイミングで売却に踏み切る可能性が高いという。

 なお、新シーズンに向けての補強については、ポルト所属のイラン代表FWメフディ・タレミとナポリ所属のポーランド代表MFピオトル・ジエリンスキの加入が濃厚と報じられている。

2024/4/26 16:55

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