「電動ストレッチャー積載」高規格救急車の導入、近畿では初

株式会社阪和総合防災が販売を行う高規格救急車が湯浅広川消防組合消防本部(和歌山県)に導入され、納車式が行われた。

近畿圏域の消防本部初となる電動ストレッチャーを搭載したC-CABIN高規格救急自動車が導入され、2024年1月30日に納車式が行われた。

C-CABIN高規格救急自動車の特徴

・ボタン操作での電動ストレッチャーを上下できるため、救急隊員の身体的負荷の減少

・後部の座席を跳ね上げ式シートを採用することで社内の活動幅の拡張

・車両の衝撃を緩和するためのショックアブソーバやスタビライザーを装着することで、患者室の揺れを軽減

・後部乗降口は階段式になっており、随所にお年寄りやお子様にも優しい設計

・救急車専用ブラインド型表示機を車両の後方に設置することで、周囲に救急隊の様々な活動状況を発信

搬送から救命処置までよりスムーズな救急活動が行えるほか、最大の特徴の1つとして、ボタン操作で電動ストレッチャーを上下することが可能なため身体的ストレスがなく救急活動が行うことができる。

女性が活躍できる可能性も高まるため、社会における女性の活躍推進へ向けた大きな一歩となる。

C-CABIN高規格救急自動車を利用した救急活動の更なる発展に期待がかかる。

〈会社概要〉

阪和ホールディングス株式会社

代表取締役社長 田村忠之

大阪府大阪市北区梅田2-2-2 ヒルトンプラザウエストオフィスタワー18階

https://www.hanwa-hd.co.jp/

2024/4/25 18:47

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