テレ朝「モーニングショー」が謝罪 “親子を顔出し放送”当時の状況説明「より丁寧な作業を心掛けるべきだった」
【モデルプレス=2024/04/19】テレビ朝日系情報番組「羽鳥慎一 モーニングショー」(毎週月~金あさ8時~)は19日、8日の放送内容について事情を説明。花見会場でインタビューした親子の父親から受けた指摘について謝罪した。
◆「モーニングショー」事情説明・謝罪
19日の放送では、草薙和輝アナウンサーが「花見会場の迷子の親子について放送しましたが、その際にインタビューをした父親の男性から『絶対に顔を映さない』という条件で取材を応じたにも関わらず、顔を出した放送をされたとご指摘を受けました」とインタビュー対象者からの指摘を明かした。
この指摘に対し「取材担当者から複数回聞き取りを行いましたが、その結果男性に取材をお願いした際に『顔を映さない』と約束したという事実は当社としては確認できませんでした」と事情を説明。「ただし番組としましては、今回男性は迷子のお子さんと再会したばかりという特殊な状況下で、そのような場合、心情に配慮して、インタビューの条件について念を押して確認するなど、より丁寧な作業を心掛けるべきだったと考えています」と取材対応について反省を述べた。
「今回取材に応じていただいたにも関わらず、男性並びにご家族にご不快な思いをさせ、ご指摘を受けるような事態を招いてしまったことを深くお詫びいたします」と頭を下げ、謝罪した。
今回の件を訴えていたのは、ニッポン放送「オールナイトニッポン」などのディレクターを務める野上大貴氏。9日、X(旧Twitter)にて「4月6日(土)に上野公園でスタッフの方にインタビューのお願いをされた時、一度お断りしましたが、『絶対に顔を映さない』という条件で、どうしてもということで、お受けいたしました」と説明。「ですが、実際のオンエアでは私に加え、一緒に取材を受けた2歳の娘の顔もハッキリと映っています」と約束したことと放送内容が異なっていたと明かし「今回の件はテレビ朝日に対し、厳重に抗議した上でしかるべき措置をとらせていただきます」と伝えていた。
今回の謝罪を受け、野上氏は投稿を更新。「本日4月19日(金)の『モーニングショー』にて行われた謝罪に関しまして、謹んでお受けいたします。番組担当プロデューサーの誠意ある対応を受け、今後、この件は不問とさせていただきます」と謝罪を受け入れた。「今回の一件で、日本では、まだまだ子供に対する肖像権が十分に保護されていないと感じました。この問題については、自分なりにできることを考え、当事者の1人として、これからもしっかり向き合っていきたいと思います」とディレクターとして父親として向き合うとしている。(modelpress編集部)
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トリトン(♂)
4/20 21:31
NHKも農協の職員のインタビュー時計とか、家とかぼかしやらず放送バレてクビに謝罪もしなかったからね本当にテレビ局くさりきってるよね。
とも(さっさと憲法改正しなきゃね~遅すぎ!!)
4/20 21:21
謝罪と慰謝料を支払うべきなのに、平和憲法の報道特権を盾に謝罪だけで済ませようとする朝日新聞社。