煙突によじ登った10歳少年、抜け出せなくなり消防隊が出動する事態に(米)

煙突で身動きが取れなくなったのは、米マサチューセッツ州ウィットマンの民家に住む10歳の少年だ。彼は2階の窓から屋根の上に出て煙突によじ登ると、煙突の中に興味を持ったのか、足から煙突に入り始めた。しかし、腰のあたりまで入ったところで進めなくなり、煙突に挟まってしまった。

当時、少年の父親は仕事で外出しており、煙突に登る様子を見ていた兄弟が父親に連絡したことで、息子が窮地に陥っていることを知った。父親は緊急通報用電話番号「911」に連絡するように指示すると、急いで自宅に向かった。

隣に住むカレン・ボイドさん(Karen Boyd)は、「隣の家を見上げたら、煙突から男の子が出ているものですから、『傾斜のきつい屋根を、どうやって落ちずに登れたの!?』とショックを受けましたよ。非常に高い場所で、もし男の子が落ちてしまっても、キャッチできるような高さではなかったですね」と振り返っている。

少年宅の向かいに住むジャネット・ハプニーさん(Janet Happnie)も、「普段見るような光景ではないので、窓の外を見た時は『うわ~、煙突に子どもがいるよ!』と驚きましたね」と明かしていた。

父親が自宅に到着する前に、ウィットマン消防隊が駆けつけ、ハシゴを使って少年の救出作業を開始した。カレンさんやジャネットさんらが息をのんで見守る中、傾斜のある屋根にハシゴを立てかけ、少年が落下してしまわないよう、慎重に作業が行われた。

ジャネットさんは、「消防隊は、非常にゆっくりと男の子を地面に下ろしていました。ちょうど男の子のお父さんが到着して車を停めた時に救出され、男の子はお父さんの胸に飛び込んで大泣きしていましたよ。可哀そうでしたね」と、無事に救出された少年の様子を話した。

予想外の行動で近隣住民を騒がせた少年について、多数のメディアに報じられると、「どうやってあんな場所まで辿り着いたんだ?」「転落しなくて本当によかった」など驚きや安堵の声のほか、「今回の経験で少年が賢くなることを祈ろう」「サンタがいるか確認していたのかも」などとジョークを飛ばすコメントも寄せられている。

ちなみに昨年12月には米テネシー州で、1歳児が床上換気口にすっぽりはまってしまい、我が子の突飛な行動に母親は驚愕していた。

画像は『People.com 「10-Year-Old Boy Rescued After Getting Stuck in Chimney from the Waist Down While Dad Was at Work」』『Inside Edition YouTube「Mom Says She Found Her 2-Year-Old Trapped in an Air Vent」』『The Daily Star 「Girl gets head stuck in ceiling like horror movie in hilarious freak accident」(Image: Weibo/China Fire Brigade)』『The Sun 「TOT IN A TREE Boy stuck in cat scratch-post tree had to be rescued by firefighters」』『Metro 「Girl, 2, saved by firefighters after getting toilet seat stuck on her head」(Picture: Kay Stewart/SWNS)』より

(TechinsightJapan編集部 iruy)

2024/4/15 15:03

この記事のみんなのコメント

5
  • TOMO

    4/16 12:25

    ↓そうですね。サンタクロースはトナカイにソリを曳かせて、まるで虐待ですね。ワタシ、サンタクロースといえば、松任谷由実さんの「恋人がサンタクロース」です。

  • トリトン

    4/15 21:04

    ↓そんなんだ中年太りの赤い服と帽子に顔の半分ヒゲモジャの、中年おっさんだと思ってました。そしてトナカイを虐待してましたよね。

  • TOMO

    4/15 20:45

    ↓サンタクロース?サンタクロースは恋人ですよ!背の高いサンタクロースですよ!今夜8時になれば、サンタがウチにやってくるんですよ!

こちらも注目

新着記事

人気画像ランキング

※記事の無断転載を禁じます