【淡路特別】全兄はスワーヴリチャード バロッサヴァレーが連勝なるか

 評価急上昇中の兄に続け。GI2勝のスワーヴリチャードの全妹となるバロッサヴァレー(牝4、栗東・高野友和厩舎)が、土曜阪神9Rの淡路特別(4歳上・2勝クラス・芝2600m)で連勝を狙う。

 バロッサヴァレーは父ハーツクライ、母ピラミマ、母の父Unbridled's Songの血統。全兄のスワーヴリチャードは18年の大阪杯と19年のジャパンCの覇者。半兄のバンドワゴンは14年のきさらぎ賞の2着馬。他の兄姉もナンヨーカノン、エマノン、ルナステラ、ルナシオンの4頭が準オープンまで出世している。

 ここまで6戦2勝。2歳9月の新馬(中京芝2000m)でデビューV。その後はオークスを目標に2000mを使われ続けたが、残念ながら賞金を加算できず。連敗は4に伸びたが、秋初戦となった前走の生田特別で待望の2勝目を手にした。

 今回は約半年ぶりの実戦、しかも昇級戦となるが、坂路でしっかりと乗り込まれており、仕上がりは良さそうだ。休養中に兄スワーヴリチャードの種牡馬としての評価は一気にアップ。今春の種付料が1500万円だから、誰もが認めるトップサイアーとなった。妹も負けてはいられない。4歳初戦をしっかりとモノにして、今後の飛躍へとつなげてみせる。

2024/3/16 7:05

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