フジテレビがNHK・青井実アナを“起用強行”…背景にあった「ショーンKのトラウマ」

「ニュースウオッチ9」や「NHKニュース7」などを担当し、NHKの看板アナウンサーとして活躍してきた青井実アナが今年3月末でNHKを退職する。

 フリー転身の理由については公式に発表されていないものの、上司の許可を得ずに親族が経営する企業から役員報酬を得ていたことが発覚。厳重注意を受けていたと報じられた。

 そんな青井アナは4月から「Live News イット!」(フジテレビ系)のMCに就任。榎並大二郎アナに代わって、宮司愛海アナとタッグを組むという。

 番組の顔だった榎並アナのポジションを青井アナが強引に奪う形となることについて、一部ネットメディアは「フジの番組スタッフやアナウンス部から不満の声が出ている」と報道。フリー転身を前に不穏な空気が漂っている。

 一方で、テレビ関係者は「フジテレビの上層部としては、青井アナの招聘は『8年後しの悲願』なんです」と指摘する。続けてもらおう。

「フジテレビでは大物キャスターの獲得にことごとく失敗してきた歴史があります。2016年にはショーンK氏の『ユアタイム』MC起用を予定していたものの経歴詐称問題により取り消しに。18年には元NHKの登坂淳一を報道の顔として起用する予定でしたがセクハラ報道で消滅。さらに同じ18年、NHKを退社した有働由美子のキャスティングを巡る争奪戦でも日本テレビの『news zero』に敗れました。これらの出来事はフジの幹部陣にとって悪夢でしかない。長年のトラウマを払拭するため、番組から榎並アナを外してでも青井アナを獲得する必要があったんです」

 フリー転身後の青井アナの活躍に期待したい。

(塚原真弓)

2024/2/21 11:20

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