TBS野村彩也子アナが“消息不明”に…「遅刻癖で左遷」「1~2カ月出社してない」と情報飛び交う
TBSの「次期エース有力候補」と期待されていた野村彩也子アナが“消息不明”となってから2カ月が経過した。一部では「しばらく出社していない」「アナウンス部から人事部に異動になった」などと報じられており、不可解な人事にさまざまな憶測が飛び交っている。
野村アナは狂言師・野村萬斎の娘で、慶應義塾大学時代に「ミス慶應SFCコンテスト」のグランプリに輝いた美貌の持ち主ということもあり、2020年に鳴り物入りでTBSに入社。入社2年目に早くもテレビ・ラジオ合わせて10本以上のレギュラーを抱える人気アナとなり、将来のエース有力候補の座に躍り出た。
しかし、入社4年目となった今春から朝の情報番組『THE TIME,』などのレギュラー番組を告知なく次々と降板。今秋の改編でテレビ・ラジオのレギュラーが全消滅し、現在TBSの公式プロフィールページでは「担当番組」が空欄になっている。出演が確認できたのは9月27日放送の『よるのブランチ』が最後で、SNSの更新も8月末で途絶えている状況だ。
人気アナが突然「消えた」ことでファンからの心配の声が集まっていたが、彼女の現状について22日付の「FLASH」(光文社)WEB版が「1~2カ月ほど出社しておらず、アナウンス部ではなく人事部付になっている」と報道。同誌がTBSに質問を送ったところ、担当者からは「野村アナウンサーは、体調不良につき9月から休養中です」と回答があったという。
しかし、体調不良が原因であれば「告知なしで番組降板」「休養中に人事部に異動」となるのは不可解だ。野村アナが「仕事ゼロ」になった原因について、同誌は「いろいろな番組で遅刻を重ねたことで、担当番組を減らされ、ついに人事で大ナタをふるわれた」との関係者コメントを掲載し、遅刻癖のせいで左遷されたとの可能性を示している。
ただ、もし本人に元から深刻な遅刻癖があれば、入社2年目に10本以上のレギュラーを任されるような売れっ子アナにはなっていないだろう。となると、遅刻癖は本人の資質の問題以外に原因があるのではと思えてくる。
その原因として業界内で指摘されているのが、TBSの人材不足を背景にした人気アナの酷使だ。TBSは青木裕子アナ、田中みな実アナ、宇垣美里アナら女子アナの歴代エース級が20代のうちに退社するケースが目立ち、先日も山本里菜アナがフリーに転身したばかり。若手があまり育たず、それに加えて中堅クラスまで続々と局を去り、慢性的な人材不足になった。その結果、安住紳一郎アナや江藤愛アナら一部の人気アナに仕事が集中している。
仕事が集中するのは若手アナも例外でなく、期待が大きければ野村アナのように2年目で10本以上のレギュラーを任されるが、若手が百戦錬磨の安住アナや江藤アナのようにうまく仕事をさばけるわけもなく、多忙になればなるほど精神的にも身体的にも疲労が溜まっていく。実際、野村アナは多数のレギュラーを抱えていた時期に体調不良で番組を欠席したことがあった。
最近のアナウンサー業界では、フジテレビで井上清華アナが総合司会を務める『めざましテレビ』を複数回にわたって欠席したり、渡邊渚アナが7月から療養で長期休養になったり、先日も三上真奈アナが入院したりと体調不良が続発。これも人気アナを酷使していることが原因ではないかと指摘された。アナウンサーは社員でありながら、仕事量についてはタレントに近い扱いとなっており、人気があると視聴率の上昇が見込めるため特定のアナにオファーが殺到する。タレントなら忙しすぎる状態になれば断ることもできるが、社員であるアナウンサーは「イヤ」とは言いづらい。
そのような業界事情があり、野村アナも「局のホープ」として仕事が集中したことで心身が疲弊し、遅刻を繰り返してしまうほど追い込まれたのでは……という見方があるようだ。
いずれにしても、2カ月間も何ら音沙汰がなく、局からの説明もないというのは異常事態。ファンを安心させるためにも、TBSの公式なアナウンスが待たれるが……。