デザフェスで販売の「マフィン騒動」 店側がSNSアカウント削除 保健所は取材に「連絡先を早急に復活するように話をしている」
今月11日と12日に実施された「デザインフェスタ」で販売されていたマフィンが、「糸を引いている」、「納豆のような匂い」などのクレームが寄せられ、3,008個の自主回収を公表した問題。
店側(ハニーハニーキス)が、SNSアカウントを削除していることがわかった。
トレンドニュースキャスター取材班は、担当の保健所から詳しい話を聞いた。
「デスマフィン屋」がトレンド入り
店側がSNSアカウントを削除したことで、X(旧Twitter)上では「デスマフィン屋」がトレンド入り。
また、「マフィンをお土産でもらって食べたひとが、昏睡状態に陥っている。(この件は)医師に保健所に連絡していただいている」などといった投稿も見られる。
この情報は、事実なのか。
早急に連絡先を復活するように…
目黒区保健所は、トレンドニュースキャスターの取材に「まず、マフィンを食べて昏睡状態になったという情報は、保健所には入っていない」と話す。
その上で、「営業者がアカウントを削除したとことは知っている。保健所は営業者と連絡がついている状態」と語る。
そのため、「営業者に早急に連絡先を復活するように、話をしている」と述べた。
体調不良者は計8人
なお、マフィンを食べて、体調不良を訴えている人数は、21日午後時点で計8人。
先週より、4人増えている。
また、体調不良者や実際に販売されていたマフィンを、保健所が調査しているが、今のところ食中毒の原因となる菌が検出されていない。
そのため、まだ「食中毒の疑い」の状態。
保健所の担当者は「マフィンを食べて体調不良の症状が出たひとは、最寄りの保健所に相談してほしい」と話す。
保健所は、体調不良の原因を引き続き調査していく方針だ。