現在、我々の生活に欠かせない存在となったモバイルWIFIサービス。その市場は拡大し、様々なサービスが提供されています。

その中でも、特に注目すべきは価格競争の激化です。

数十年前まで、モバイルWIFIサービスは一部のビジネスマンに向けのサービスでしたが、現在では個人から法人まで幅広く利用されるようになりました。それに伴い、サービスを提供する企業も増え、その結果、競争が激化しています。各社は、自社のサービスを選んでもらうために、価格を下げる一方で、データ上限の緩和や速度の向上など、サービスの質を高める努力も行っています。

これは、消費者にとってはうれしいこと。価格が下がることで、より多くの人々がモバイルWIFIを手軽に利用できるようになり、また、サービスの質が向上することで、より快適なネット環境を利用できるようになります。

しかし、一方でサービスを提供する企業にとっては厳しい状況が続いています。価格競争により利益が減少し、さらにサービスの質を向上させるための投資が必要となるためです。そのため、これからはただ価格を下げるだけでなく、他社と差別化できる新たなサービスや機能を提供することが求められています。

このように、モバイルWIFIサービスの市場は、消費者にとっては好意的な状況が続く一方で、企業にとっては新たな戦略が求められる状況となっています。

そんな中、福井県に本社がある株式会社グッド・ラックが、家庭でも外出先でもインターネットを自由に利用できる新サービス「WiFi革命セット」の提供を開始しました。この新サービス（プラン）は、初月の月額料金が880円というインパクトある価格設定で、通信速度やデータ制限に対する不安等現代人が抱える通信に関する悩みを一掃する内容。

この新サービス（プラン）の提供について、株式会社グッド・ラックの担当者である神谷昌宏氏は

「2023年8月にプラン改修を実施し初月880円（税込）となっていますが、以前は初月2,167円（税込）でした。ホームルーターのカテゴリの中ではこれでも十分安いのですが、モバイルルーターのカテゴリにおいては、さらに安い競合サービスがあります。モバイルルーターをメインに契約を検討している方にも、ぜひWiFi革命セットをご検討頂きたいのであえて初月を下げて候補として頂ける価格設定にしました」とインパクトのある価格設定に至った経緯についてコメント。

これからのモバイルWIFIビジネス、ビジネスチャンスについては「モバイルWiFiは大手携帯キャリアのプランが安くなったあたりから勢いが落ちているのが実情です。スターリンクなど、新しい通信サービスが今後世の中に普及していく時にその流れに乗ったサービスを提供ができたら理想だと思います。一方でホームルーターの方はドコモから「home5G」、楽天から「楽天Turbo」が登場するなど今も市場は拡大中です。まだまだ家で使うWi-Fi=光回線というのが根強いと考えていますので、今後もホームルーターの魅力を伝えていき拡販に力を入れていきたいと考えています。」と意気込みを見せました。

※株式会社グッド・ラックが展開するサービス：https://air-mobileset.jp/

競争が激しいモバイルWIFIサービス市場。これからの動向に注目が集まります。