X・シモンズはどこまでいくのか!? “神童”たる開幕5試合3得点4アシスト「自分の足跡を残したい」

 パリ・サンジェルマンからライプツィヒにレンタル移籍中のオランダ代表FWシャビ・シモンズが、自身について語った。28日、ドイツメディア『スカイ・スポーツ』が伝えている。

 2003年4月21日生まれのシャビ・シモンズは現在20歳。2019年夏にバルセロナの下部組織からパリ・サンジェルマン(PSG)の下部組織に加入したX・シモンズは、2021年2月に17歳でトップチームデビューした他、19歳でオランダ代表としてカタールW杯に出場、20歳でエールディヴィジ得点王に輝くなど、まさにラ・マシア時代から謳われきた“神童”に相応しいキャリアを歩んでいる。今夏にはPSGに買い戻されると、すぐさまライプツィヒにレンタル移籍。ここまでのブンデスリーガ5試合で3得点4アシストを記録する大活躍を見せている。

 ブンデスリーガ開幕黒星スタートを喫したものの、それ以降は4連勝を飾っているライプツィヒ。そのなかで、異彩の輝きを放つ、X・シモンズは「ここに到着して3カ月、この時間を楽しんでいるし、全てにおいて感謝している。ライプツィヒで何かを成し遂げて、クラブに自分の足跡を残したい。フットボールで何かを予測することは困難だから、今は土曜日に迫ったバイエルン戦にだけ意識を向けているけどね」と告白。続けて「かなり激しい試合になる。8月に対戦したときは、僕たちが勝利した。でも彼らは、きっとここに来て、勝ちたいという姿勢を示してくるだろうから、チャンスは五分五分。ただホームで、ファンの声援も後押ししてくれるはず。僕たちもすべてを捧げ、勝ちたいんだ」と首位のバイエルンとの大一番に向けて、決意を示した。

 またX・シモンズは、バルセロナ時代から交流があったネイマールに言及。旧知のなかであることについては「ネイマールは僕のことをバルセロナ時代から知っていて、父親のような存在だった。一生感謝していくよ。僕のアイドルで、一緒にプレーすることが大きな夢だった。とても大切な人なんだ」としつつ、「若手選手にとって、アイドルやスーパースターが揃うビッグチームに溶け込むのは簡単なことではない。でも僕の場合は、彼が橋渡し的な役割を引き受けてくれた。本当に感謝している」と秘話を明かしている。

 欧州5大リーグに本格初挑戦となる今シーズン、ここまでは順調すぎる程のペースで歩みを進めるX・シモンズだが、シーズン終了後に想像を凌駕する結果を残しているのだろうか。

2023/9/29 19:10

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