笠松のくろゆり賞など中央・地方のダートで6勝を挙げたメイショウワザシ(牡8)が、楽天競馬の「サラブレッドオークション」に出品されている。開始価格は30万円。

　メイショウワザシは父アイルハヴアナザー、母メイショウワカツキ、母の父マンハッタンカフェという血統。

　17年9月に阪神競馬場の2歳新馬でデビュー。単勝1.5倍の圧倒的支持に応え初陣を勝利で飾ると、翌年以降も堅実な走りを見せ、19年7月にOP入りを果たす。9月にはシリウスSで重賞に初挑戦し、3着に好走した。翌年3月には総武SでOP初勝利を挙げるなど、中央のダートOPで活躍を続け、22年の春に大井競馬へ移籍。8月には笠松のくろゆり賞で重賞初制覇を飾るなど7歳になっても力は衰えず、8歳を迎えた今年も重賞で3着2回と健闘していた。通算成績は54戦6勝。

　そのほか、エプソムCなど重賞2勝のサトノアーサーの半弟キャッスルクラス。祖母に米G1デルマーオークス覇者シンハリーズを持ち、叔母にオークス馬シンハライトがいるマックロスキーなどの良血馬も出品されている。

　サラブレッドオークションは現役競走馬のインターネット取引。インターネットを通じて競走馬に新たな活躍の機会を与えることを目的として開催されている。