掲載店の全メニュー 50%off!半額アプリカード「フィフティーカード」を企画したモデル本谷紗己さんに聞く“ありそうでなかった”画期的システム
今、美容に関心が高い女子のあいだで話題になっている半額アプリカード「Fifty-Card」(以下、フィフティーカード)。月額500円のサブスクリプション契約をすることで、全国の健康や美容などに関する各種サロンをはじめ、ヘアサロン、スクール、ヨガ、飲食店などのさまざまなお店のサービスを50%offで受けられる専用アプリだ。
出典) https://fifty-card.net/ より
聞けばふつうの特典系アプリに思えるが、注目されているのにはそれだけの理由がある。今年の5月に本格的にサービスを展開しはじめ、現在、登録店舗数は1000店舗を超える勢いでシェアを拡大しているという。関西のモデル事務所が企画・開発したという経緯もあり話題なのだ。
今回は「フィフティーカード」の企画を立ち上げた“さっぴょん”ことモデルであり起業家の顔ももつ本谷紗己さんに「フィフティーカード」開発の背景や利用方などを聞いた。
写真)「フィフティーカード」の企画・開発を行ったモデルの本谷紗己さん。
始まりはモデル事務所の福利厚生
「株式会社HYBRID BANK」が提供する半額アプリカード「フィフティーカード」は、毎月美容費用がかかる女性のために開発されたお得なアプリサービス。月額500円で登録店舗のさまざまなサービスを50%offで利用することができる。
本谷「もともとは私が所属している事務所が福利厚生として提供していたサービスでした。ヘアケアやネイルなど日々のお手入れが欠かせない仕事ですから、ほんとうに便利で助かっていたのですが、ある日、これは美容代に悩む全国の女子に使ってもらえたらいいかも?!と思って。事務所のスタッフや仲間と共に専用アプリを開発して、全国どこでも誰でも利用可能なサービスとして立ち上げました」
注目すべきは、同じ店の50%offメニューを“何回利用しても半額”というシステムだ。「初回のみ半額」といった内容の特典がないため、利用者は気に入った店の50%offメニューを月に何度も受けられ、店側は、初回割安料金を目当てに来店するだけでリピートに繋がりにくいといったケースを減らすことにもなっている。
本谷「会員さまからは、サービスが一律50%offというわかりやすさとリピートのしやすさが好評です。その他、ポイントをためて景品と交換できるサービスなどもご用意していて月額500円でさまざまな楽しみ方ができます。一方、登録を希望される店舗さまからは広告費などはいっさいいただいておらず、どこまでいっても無料掲載です」
写真)都市部で急速に登録店舗が増えている。写真左)は大阪府内、右は東京都内。
掲載条件はアプリ会員向けに50%offのメニュー(1000円以上のメニュー)の提供を行うのみ。登録料、年間費、更新料なども一切なしだそうで、アプリに無料で店舗情報が掲載できるため広告としてのメリットも大きい。また、アプリ会員には現役のモデルやYouTuber、インフルエンサーなど多数在籍しているため、SNS拡散も期待できる。
予約の入らない空き時間に少しでも売り上げを伸ばしたい、新規顧客を獲得したいけれど広告費はかけられないなどの悩みをかかえる店側にとって、これらのメリットは大きい。利用者が増えることでスタッフの技術向上や経験値などにも繋がる。
本谷「コロナ禍の影響で集客率が減少したお店と顧客との接点にもなっています。この3年年間を乗り越えてきたお店さまには、アプリを通して集客拡大のお手伝いができたらなと思います」
仕事に子育てに忙しいママにも利用してほしい
本谷紗己さんは2011年にデビュー。ほどなくファッション誌『EDGE STYLE』(双葉社)の専属モデルとなり2014年には「東京ガールズコレクション」(ミスTGC)の準グランプリを受賞。ファッション誌『S Cawaii!』(主婦の友社)の専属モデルとして女性読者を中心に全国に知られる存在となり、以後、雑誌やネット、テレビなどで幅広く活躍している。
デビュー以来、出身地の和歌山市を離れずに活動を続けており、地元自治体とのコラボレーションやSNSを通じて地域の魅力を発信。和歌山県公式Instagramイメージガールや関西サッカーリーグ1部のアルテリーヴォ和歌山の公式Instagramマネージャーなどを務めるなど、人一倍、地元愛に溢れる。
ちなみに「フィフティーカード」には、美容系の店だけでなくカフェや居酒屋など飲食店の登録もあり、女性だけでなく男性会員にも好評だそうだ。
本谷「美容系は女性専用サロンがほとんどで、まだまだメンズ専門は少ない傾向なので、飲食店を掲載することで男性の利用や認知拡大も狙っています。女性としても、サロンでキレイになった後やマッサージやセラピーを受けてリラックスした後にカフェでお茶をしたり、居酒屋でご飯を食べられたり、デートで利用したり…いろいろできたら便利ですよね」
ゆくゆくは「“フィフティーカード女子会”のようにお店を選びながら、みなでワイワイと楽しく過ごしてもらえるような環境が理想」と本谷さん。そんな本谷さんは、プライベートでは2021年に結婚を報告しており、年齢を重ねて人生の新しい扉を開くたびに、女性にとってのキレイをさまざまな角度から考え、意識するようになったという。
本谷「サロンの利用はオシャレや身だしなみだけでなく、リラックスや健康促進など癒し効果も大きいですよね。キレイになれば元気にもなれなる。お金はないけど美容に興味のある若い年代から、仕事や家事、育児で毎日忙しいママまで、誰もが自分の生活スタイルにあわせて気軽に利用できるサービスが、特典アプリ「フィフティーカード」なんです。ぜひ「フィフティーカード」のサービスを活用して、キラキラした生活を楽しんでもらえたら嬉しいです」
半額アプリカード「フィフティーカード」は、Google PlayやApp Storeで無料公開中。まだまだサービスが始まったばかりの「フィフティーカード」。今後のサービス拡大や充実により一層に期待がかかる。