レアル退団のアザールが現役引退を決意か…その理由とは?

 今季限りでレアル・マドリードを退団することが決まっている元ベルギー代表FWエデン・アザールが、現役を引退をする可能性があるようだ。8日、スペイン紙『ムンド・デポルティーボ』が報じている。

 現在32歳のアザールはリールの下部組織出身で、2012年にチェルシーに移籍。公式戦通算352試合出場で110ゴール92アシストを記録するなど、長年中心選手として活躍した。そして、2019年夏にチェルシーから最大1億3000万ポンド(約226億円)もの移籍金でレアル・マドリードに加入。しかし、ケガを繰り返した影響もあり、定位置を確保することはできず。今シーズンは公式戦10試合の出場にとどまるなど、在籍4シーズンで真価を発揮することはできなかった。

 レアル・マドリードとの契約は2024年6月までとあと1年の契約が残っていたが、同クラブは3日にアザールとの今季限りでの契約解消を発表。その後、メジャーリーグサッカー(MLS)やサウジアラビアのクラブから関心を寄せられているとも報じられたが、今季限りでの引退を検討する可能性も伝えられていた。

 そんななか、今回の報道によると、アザールはここ数日間で現役引退への想いが強まっている模様。その理由は、家族とマドリードで暮らし続けたいからとのことで、アザール本人はスペイン語が堪能であり、自身と家族はマドリードでの生活に溶け込んでいて、少なくともあと1年は家族と共にマドリードに留まりたいという意向があるようだ。

 今季限りでの現役引退も噂されるアザールだが、果たして、どのような決断を下すことになるのだろうか。

2023/6/9 22:59

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