PSG、アセンシオのフリー加入が決定的に…約90億円でスポルティングMFも獲得か

 パリ・サンジェルマン(PSG)が、レアル・マドリード退団が決定したスペイン代表FWマルコ・アセンシオの獲得に迫っているようだ。5日、スペイン紙『マルカ』が伝えている。

 2015年夏にレアル・マドリードに加入したアセンシオは、1年間の武者修行を経て、2016-17シーズンから同クラブの一員としてプレー。ここまで7シーズンに渡ってチームの中核を担ってきたが、契約満了に伴い2022-23シーズン限りでの退団が決定している。レアル・マドリードでの通算成績は公式戦通算286試合出場61ゴール32アシスト。合計17個ものタイトル獲得に貢献した。

 今夏にフリーとなる27歳のスペイン代表FWを巡っては、複数クラブからの関心が明らかに。アストン・ヴィラやアーセナル、ミランといったクラブからの関心が伝えられていたが、今回の報道によるとPSGが獲得競争を制した模様。アセンシオは現地時間5日にパリでメディカルチェックを受診する予定で、PSGへの加入が間近に迫っているという。移籍市場に精通するジャーナリストのファブリツィオ・ロマーノ氏によると、同選手は2027年6月末までの4年契約を締結する可能性が高いようだ。

 また、5日にスペイン紙『アス』が報じたところによると、PSGはスポルティング所属のウルグアイ代表MFマヌエル・ウガルテとの契約にも近付いているという。今シーズンの公式戦47試合に出場した22歳のボランチの確保に向け、PSGはスポルティングに6000万ユーロ(約90億円)の契約解除金を支払った模様。選手本人は現在メディカルチェック受診のためにパリを訪れており、2028年6月末を期限とする5年契約の締結が間近に迫っているようだ。

 アセンシオ、ウガルテ両選手は、メディカルチェックが完了し次第PSGと正式に契約を締結する予定。早ければ現地時間6日にも加入が正式発表される見込みだ。

2023/6/6 12:09

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