桃井かおり、若き日の「AD恫喝」禁断ブチ切れ現場をあの有名振付師が実名告白!

 唯一無二のスタイルで、72歳の今でも個性を輝かせている女優・桃井かおり。2005年の米映画出演をきっかけに移住したロサンゼルスと日本を仕事で行き来している彼女の近況を報じたのは、5月19日発売の写真誌「FRIDAY」だった。

「桃井が小学生だった頃の幼馴染みで、桃井が米国移住したことをきっかけに再会し、15年に結婚した世界的音楽プロデューサーの夫と一時帰国している様子が報じられました。掲載された写真は都内一等地の住宅街で手をつないで夜8時頃にデートしている2人の姿。散歩中の子犬に『まあ、かわいい~』と言ってしゃがみこむ様子なども伝えられています」(芸能ライター)

 そんな微笑ましい光景を見せてくれた彼女も、かつてはなかなかに気難しい雰囲気を放っていた女優だったことは、よく知られているが、ベテラン振付師のラッキィ池田が、若き日の桃井が「恫喝」する現場を間近で味わった恐怖体験を告白。タレント・関根勤のYouTubeチャンネル「関根勤チャンネル」の4月15日配信回で明かされた。

 ラッキィと言えば、かつてカップ麺のCMで、アーノルド・シュワルツェネッガーの両手に大きなやかんを持たせ体操させたり、アニメ「妖怪ウォッチ」(テレビ東京系)のエンディングテーマ「ようかい体操第一」の振り付けでもブームを起こしたが、桃井の素顔に震え上がったのは、まだ無名の頃だったという。

「ラッキィによれば、それは、1970年代中盤から1980年代にかけて放送された正月特番『かくし芸大会』(フジテレビ系)内の、伊武雅刀や西田敏行が出演した学園モノドラマ班で振り付けを担当した時のことだったそうです。ジャズダンスを取り入れた秋野暢子をラッキィがホメると、共演者の桃井は対抗心を燃やしたようで、『ねえ先生、私はどうしたらいいの?』とラッキィに言ってきたそうです。全身の血が3分の2くらい無くなったと感じるほどの威圧感を覚えたという池田は、桃井が素養のあるクラシックバレエを取り入れアドバイス。これに桃井は気をよくしたそうですが、ホッとしたのもつかの間、当時はカセットテープの時代。ADが曲出しに手間取り、全然音が出なくなったそうなんです」(前出・芸能ライター)

 池田が語ったところでは、桃井はこれにガマンならず、ドスの効いた声で「何やってんのよ」と言った。続けて「…すわよ!」と桃井の言葉を再現。肝心なところが音声が消され聞こえなかったが、テロップには〈○すわよ!〉と出ており、これに関根と画面に映らない動画スタッフも大爆笑。だいたい何と言ったか想像できるが、関根が「で、やって(踊って)くれた?」と聞くと、「やってくれました。で、気に入ってくれました」と池田。

 桃井は、映画「幸福の黄色いハンカチ」(79年)で第1回日本アカデミー賞助演女優賞を受賞。全国区となった頃合いで「かくし芸」に出演したのであろう。血の気も失せた池田の回顧録であった。

(所ひで/YouTubeライター)

2023/6/6 10:15

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