大活躍の代償!? “怪物”ハーランドが明かす「もう普通に暮らすことはできない」
マンチェスター・Cに所属するノルウェー代表FWアーリング・ハーランドが、今季を振り返りつつ、3日に行われるFA杯決勝に向けて意気込みを語った。2日、イギリスメディア『BBC』がコメントを伝えている。
今季、2位アーセナルとの“デッドヒート”を制し、プレミアリーグ優勝を果たしたマンチェスター・Cは、3日にはFA杯決勝のマンチェスター・U戦、10日にはチャンピオンズリーグ決勝のインテル戦を控えており、“3冠”の可能性を残している。
そんなマンチェスター・Cで得点を量産し、チームの“エース”として活躍を続けるハーランドがイギリスメディア『BBC』のインタビューに応え、今季を振り返った。マンチェスター・Cに昨夏に加入したばかりにもかかわらず、リーグ戦では35試合で36ゴールと大活躍を見せ、フットボールライターズ協会(FWA)の男子最優秀選手賞や、プレミアリーグの2022-23シーズンのプレーヤー・オブ・ザ・シーズン(年間MVP)とヤングプレーヤー・オブ・ザ・シーズン(年間最優秀若手選手)に選ばれるなど、数多くの名誉ある賞を受賞した。
このことについてハーランドは「素晴らしいことだ。僕が正しいことをしたということだね」と語り、さらに「もちろん、僕の人生は変わった。もう普通に暮らすことはできないし、それについて文句を言うこともできない。あらゆる瞬間を楽しもうと努めている。僕の身長は196センチで、長いブロンドの髪をしているので、どこに行っても見つかってしまうね。それが僕の人生だ。僕にできることは何もない。できる限りそれを楽しむように努める必要がある。家にいて、家族や友達といるときはリラックスしないとね。それは本当に重要なことなんだ」と続け、普段から注目を浴びることについて自身の胸中を明かした。
また、ハーランドは3日に行われるFA杯決勝のマンチェスター・U戦についても言及し、「簡単な試合ではないだろう。僕たちは自分たちの試合をしなければならない。あまり考え過ぎず、自分自身に集中し、やるべきことをやる必要がある。これは90分間のフットボールの試合だ。最善を尽くした者が勝つことができるはずだ」とタイトル獲得に向けて意気込んだ。