東京10Rの麦秋ステークス(3歳上・3勝クラス・ダ1400m)はカズプレスト(牡4、栗東・高柳大輔厩舎)の勢いにかける。

　以前の中央在籍時は苦戦が続いたが、結果的に芝が合わなかったということ。園田で圧巻の2連勝を決めると、再転入後もダートで1着→2着→1着と快進撃。前走の勝ち時計が上々だったことに加え、1戦ごとにパフォーマンスを上げてもいるので、3勝クラスでも引けを取ることはない。

　血の後押しもある。カレンブラックヒル産駒の牡馬＆セン馬は東京ダ1400mで延べ46頭が走り、[4-11-5-26]の勝率9%、複勝率44％。1番人気が3戦3勝の一方、2桁人気も3頭が馬券に絡むなど、人気を問わずに走っているのだ。ならば、このコースが初めてとなるカズプレストも、適性はあるはず。リーディング首位の川田騎手の継続騎乗も頼もしく、2連勝を期待したい。