S・ラモスがPSGを退団…SNSで惜別の言葉「PSG、ファン、パリは僕にとって故郷のような場所」

 パリ・サンジェルマン(PSG)は3日、元スペイン代表DFセルヒオ・ラモスが今夏で退団することをクラブ公式サイトで発

表した。

 PSGはクラブ公式サイトで「PSGは、2シーズンを過ごし、パリを離れるセルヒオ・ラモスに敬意を表します」と、同選手の退団を発表。2021年の入団時から2022-23シーズンまでのS・ラモスの歩みを、動画や数々の写真とともに振り返った。

 また、S・ラモスも自身のツイッターを更新。次のようにPSG退団の想いを綴った。

「明日は特別な日になるだろう。明日、僕は人生の別のステージに進むため、PSGに別れを告げることになる。故郷だと感じられる場所がどれだけあるのかは分からないけど、PSG、ファン、そしてパリは間違いなく僕にとって故郷のような場所の一つだった」

「すべての大会に出場し、最高のレベルを発揮できた特別な2年間に感謝している。僕は新しい挑戦に直面し、他の色(のユニフォーム)も着るだろうけど、最後に #AllezParis (がんばれ、パリ)と言いたい!」

 現在37歳のS・ラモスは、セビージャの下部組織出身。2004年にトップチームデビューを果たすと、2004-05シーズンには18歳ながら41試合に出場して数多くのビッグクラブからの注目を集めた。2005年夏にはレアル・マドリードに移籍。スペインの10代の選手としては最高記録となる2,700万ユーロ(現在の換算レートで約40億5,000万円)もの移籍金が動いた。

 レアル・マドリードでは、ラ・リーガ優勝5回、コパ・デル・レイ優勝2回、UEFAチャンピオンズリーグ優勝4回、FIFAクラブワールドカップ優勝4回など、幾多のタイトルに彩られた。2021年にはPSGと2年契約を締結。同クラブでは、リーグ・アンやトロフェ・デ・シャンピオン制覇を成し遂げた。

 なお、PSGは2年連続となる日本ツアー『Paris Saint-Germain JAPAN TOUR 2023』を今夏に開催することを発表している。インテル、アル・ナスル、セレッソ大阪が参加する同ツアーで、PSGは7月25日にアル・ナスルと、7月28日にセレッソ大阪と、8月1日にインテルと対戦する予定。一方、退団が決定したことでS・ラモスは来日しない。

【画像】PSGが退団するS・ラモスに惜別のメッセージ

2023/6/3 10:24

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