トルコ名門に衝撃走る….イカルディのガラタサライ退団を妻ワンダ・ナラが示唆

 アルゼンチン人FWマウロ・イカルディが、ガラタサライを退団する可能性があると2日、アルゼンチンの『オレ』が報じた。

 今シーズン、パリ・サンジェルマン(PSG)からレンタル移籍でガラタサライに加入したイカルディは、公式戦出場25試合で22ゴール8アシストと大活躍し、チームは2018 – 2019シーズン以来のスュペル・リグ(トルコ1部リーグ)優勝を果たした。

 ガラタサライは来季のチャンピオンズリーグ(CL)出場権の獲得に大きく貢献したイカルディを完全移籍で獲得する意向だと報じられていたが、物事はトルコの名門の期待通りに進まない可能性がある。

 モデルとして活動するかたわら、イカルディの代理人としても歯に衣着せぬ発言で騒動を巻き起こしてきたイカルディの妻であるワンダ・ナラさんが1日、自身のインスタグラムのアカウントにてトルコ語で書かれた声明を発表した。

 そこでワンダ・ナラさんは、ガラタサライのサポーターに向けて感謝の意を述べるとともに、「ガラタサライ・ファミリーの皆さんのことを決して忘れません。あなたたちは私たちの心に永遠に残るでしょう」と別れの言葉で声明を締めたため、現在SNS上ではワンダ・ナラさんを話題にするトルコ語の投稿が急増している。

 同紙はワンダ・ナラさんの声明に関して「イカルディの将来を決定づけるものではない可能性もある」としつつ、イカルディは保有権を持つPSGに戻る必要があり、その後ガラタサライがイカルディを来季も残すためには、PSGとレンタル期間の延長に向けて交渉をするか、1500万ユーロ(約23億円)前後で完全移籍での獲得を目指して話し合うことになるとしている。

 イカルディは先月、アルゼンチンを拠点に活動をするワンダ・ナラさんや子供たちと一緒に生活をするため、ボカ・ジュニオルスへの移籍交渉をしているとの報道が出たが、のちに本人がその噂を否定していた。

 また同じく先月、ワンダ・ナラさんが司会をつとめる料理ショーに参加していたアルゼンチンのサン・ロレンソのサポーターが「自分のチームにはセンターフォワードが必要なんです」と、自らが応援するチームへの移籍をイカルディの代理人であるワンダ・ナラさんに求めたが、ワンダ・ナラさんは「彼にはヨーロッパでストライカーとして仕事をさせてあげましょう」と語ったことがアルゼンチンでは話題になった。

 イカルディとPSGの契約は2024年まで残っており、交渉次第では来季もイカルディがガラタサライに残留する可能性はあるが、イカルディと、代理人をつとめる妻ワンダ・ナラさんはどのような決断をくだすのだろうか。

2023/6/2 23:39

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