インテル、チェルシーDFチャロバーに関心…約43億円で移籍実現?

 インテルが、チェルシーに所属するイングランド人DFトレヴォ・チャロバーに関心を示しているようだ。1日、イギリス紙『イブニング・スタンダード』が伝えている。

 現在23歳のチャロバーは8歳からチェルシーの下部組織に在籍し、ハダースフィールドやロリアン(フランス)などへのレンタル移籍を経て、2021年8月にトップチームデビューを飾った。2022-23シーズンは公式戦34試合に出場するなど、これまでトップチームでは公式戦通算63試合出場で4ゴール1アシストを記録している。

 昨年11月には1年の延長オプションが付随した2028年6月30日まで契約を延長したチャロバーだが、イングランド代表に選出されるために、レギュラーとしてプレーすることを望んでいるという。

 そんなチャロバーには守備陣の高齢化が進んでいるインテルが関心を示している模様で、すでに同選手陣営と毎日連絡を取り合っていることが伝えられている。なお、チェルシーとしては2500万ポンド(約43億円)程度の移籍金を要求しているが、インテルはこれを妥当な金額として受け入れており、移籍の可能性が高まっているようだ。

 なお、チェルシーの新指揮官に就任したマウリシオ・ポチェッティーノ監督が、チャロバーを構想に含めているかは明らかになっていない。それでも、ブライトンへとレンタル移籍しているU-21イングランド代表DFレヴィ・コルウィルが来季は復帰することが濃厚となり、チェルシーのセンターバック陣には少なくとも6選手が在籍することになることから、チャロバーが放出される可能性は高いと見られている。

 チーム縮小が求められているチェルシーで退団候補にも挙げられているチャロバーだが、果たして今夏に下部組織時代から過ごす同クラブを離れることになるのだろうか。

2023/6/2 12:15

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