メッシが今季限りでPSG退団へ…ガルティエ監督が明言「クレルモン戦が最後の試合」

 パリ・サンジェルマン(PSG)を率いるクリストフ・ガルティエ監督が、アルゼンチン代表FWリオネル・メッシの退団を明言した、6月1日、フランス紙『レキップ』がコメントを伝えている。

 現地時間5月27日に行われたリーグ・アン第37節でストラスブールと引き分け、2年連続通算11度目の優勝を果たしたPSG。今週末の3日に行われる第38節(最終節)では、本拠地『パルク・デ・プランス』に8位クレルモンを迎え、2022-23シーズンの最終戦に臨む。

 

 そんなPSGをめぐっては、6月末で契約満了を迎えるメッシの今シーズン限りでの退団が噂されている。在籍2年目の今シーズンは、公式戦40試合に出場し21ゴール20アシストをマークするなど、フランス代表FWキリアン・エンバペやブラジル代表FWネイマールと共に、攻撃の主軸としてチームを牽引したメッシ。クラブ側は35歳のアルゼンチン代表に対し、かねてから契約延長オプションの行使を打診しているものの、現時点で実現には至っていない。

 古巣バルセロナやインテル・マイアミ、中東方面からの関心が明らかになり、去就に大きな注目が集まっているメッシ。そうした中、クレルモン戦を前にした記者会見に臨んだガルティエ監督が、同選手の去就について言及。メッシの今夏の退団を認め、次戦がPSGでのラストマッチになると明言した。

「私はフットボール史上最高の選手を指導するという特権を得ることができた。土曜日(3日のクレルモン戦)はレオ(メッシの愛称)の『パルク・デ・プランス』での最後の試合となる。できる限り最高の形で歓迎されることを願っているよ。レオについてはこれまで様々なことが言われてきた。昨シーズンは適応に苦戦したかもしれないが、今シーズンはチームにとって非常に重要な存在であり、常に試合に出場していた。彼に対する批判が正当化されるとは思っていない。とにかく、シーズンを通して彼と共に歩めたことは非常に光栄なことだった」

 PSG対クレルモンの一戦は、日本時間4日の午前4時にキックオフを迎える。

2023/6/1 22:26

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