シャビ監督「ペップの姿が重くのしかかっている」…バルサ指揮官のプレッシャーを明かす

 バルセロナを率いるシャビ・エルナンデス監督がスペインのテレビ番組『Gol a Gol』に出演し、同クラブ監督就任後の2年間を振り返った。

 シャビ監督が就任して2年目となる今季、バルセロナは4シーズンぶり通算27度目のラ・リーガ制覇を達成した。クラブとの契約延長に向けた交渉が順調か問われた同監督は「イエス」と答え、「遅かれ早かれ、お互いに理解しあえるはずだ。彼らができる限りの努力をしてくれることは承知しているし、何の問題もないだろう」とバルセロナとの将来について自身の考えを明かしている。

 また、リーグタイトルを獲得した今シーズンについては「素晴らしいシーズンだった。特に我々がどこから戻ってきたかを考えると。私は2021年11月にバルセロナが9位のタイミングで就任し、チームは半ば憂鬱な状態だった。人々は今季のようなシーズンを求めていたんだ」とクラブの立て直しに成功した今季を評価した。

 さらに同クラブを率いて数多くのタイトルを獲得するなど、黄金期を築いた現マンチェスター・C指揮官のジョゼップ・グアルディオラ監督について「ペップ・グアルディオラの姿は、監督として私に重くのしかかっている。それはフェアではないと思う。私が選手だった頃にもあったことだ。誰もが前に進まなければならない」と、4年で14タイトルを獲得した当時と比較されることは公平ではないと述べ、過去に囚われすぎないことが重要だとコメントしている。

 加えて「監督というのは、良いことも悪いことも3倍の激しさを抱えて生きている」と監督業の辛さを語り「私はバルサの新聞やスポーツ番組を見ている1人だが、スタッフに対する非常に激しい批判を目にしてきた」と周囲から激しいプレッシャーを受けてきたことを明かした。

2023/5/31 22:58

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