JR川崎駅前の複合商業施設「ラ チッタデッラ」では毎年恒例の沖縄文化をテーマとしたイベント『はいさいFESTA』を、今年もG.W. の5月3日（水・祝）〜7日（日）に開催している。今年は第20回目を迎える記念すべき年でもあり、4年ぶりにコロナ禍による行動規制の無い通常規模での開催となる。開催初日はお天気もよく、久しぶりのお祭り感にみんなワクワクしている様子だった。那覇にある沖縄の「国際通り」よりも人が多いのではないか？というほど、多くの人で賑わいを見せた。

『はいさいFESTA』で大人気の「グルメ屋台・物販」には、沖縄県内外から選りすぐりの約90店が参加。ずらりと並ぶ屋台の数々にどれを食べようか迷う。椅子と机が置かれた飲食エリアもあるので好きな食べ物、ドリンクを買い込んで楽しく過ごす姿が多かった。

先ず外せないのが沖縄のそばではないだろうか。今回いただいたのは「沖縄料理居酒や こだま」が作っている「八重山そば」（税込800円）。八重山地域全般で食べられる八重山そばでカツオや豚骨で出汁をとったほんのりした甘みがあるスープが特徴だ。この「八重山そば」も出汁がきいたさっぱりとしたスープと太めの丸麺で優しい味だった。

その他、もちろん沖縄そばやソーキそばもあるので食べ比べもできるのも楽しいポイントだ。

飲んだ後の〆と言うとラーメンを思い浮かべる人も多いかと思うが、沖縄の人は〆にステーキを食べる習慣があるのをご存知だっただろうか？そのため、沖縄県内には遅くまでオープンしている美味しいステーキ店が多い。今回の『はいさいFESTA』でもステーキが食べられるお店も出店していて、行列ができていた。

今回、注目の美味しいステーキは「MAMIANA沖縄」のステーキ串。沖縄マース屋のステーキ塩を使ってシンプルに焼き上げた「牛ステーキマース焼き」（税込700円）やドリンクも豊富な屋台だ。

オリジナルのとろ〜りチーズをかけた「チーズステーキ串」（税込800円）もあり、シンプルなものと合わせてシェアしても楽しそうだ。どちらも150gとボリュームたっぷり。屋台といえど、お肉に切り込みを入れながらしっかりと美味しい焼き加減に仕上げてくれ、このお値段でこのお肉が食べられるのはお得だろう。

ドリンクはマンゴーがゴロッと入った「トロピカル マンゴー」。こちらはアルコール入りでもノンアルコールでも作ってくれる。

沖縄と言えばこのビール。至るところでオリオンビールも販売されていて、ビールと一緒に食事を楽しむ人も多かった。

珍しいビールもあった。青いビールで久米島の「KUMEJIMA612」だ。

水深612mから汲み上げた深層水仕込みのクラフトビール。海に潜った時に見える静かで深い青色を再現したという発泡酒は見た目も珍しく目をひく1杯となっている。

お酒のおつまみにぴったりなのが今回、初出店となる「命豚ふぁーむ」の「ワイルドポークステーキ」（税込700円）。弾力のある食感とジャムの付け合わせもあり塩けと甘みが楽しめる。他にも沖縄らしいタコライスやデザートにサーターアンダギーやブルーシールアイスクリームなどもあり人気を集めていた。

「ラ チッタデッラ」にあるステージではライブが行われ、JR川崎駅東口広場ではよりすぐりの9チームが連日日替わりで演舞を披露する。どちらも無料で鑑賞できる。

今年は2023年８月25日〜9月10日まで「FIBA BASKETBALL WORLD CUP 2023」が開催されるが、その開催国の一つが沖縄になっている。そのため、そのブースもあり、子供から大人まで投げ輪を楽しめるコーナーもあった。

また、他にも貝殻を使ったアクセサリー作りなど体験型のブースもあり、子供も楽しめるイベントになっている。

このように、東京で沖縄が味わえるとあって、GWは多くの人で賑わいそうだ。ぜひ、気になる方は川崎駅を訪れてみてはいかがだろうか。

https://lacittadella.co.jp/lp/haisai/