「サルのやること」暴言騒動で立憲民主党「コニタン」が「第二の永田」と言われる理由

 立憲民主党の小西洋之参院議員が、集中砲火を浴びている。衆院憲法審査会について「毎週開催って、サルのやることだ」と発言したことに対して各党から反発が相次ぎ、撤回に追い込まれたのだ。立憲民主党内には擁護する声はなく、むしろ「第二の永田」と言われている。

「永田」とは永田寿康元衆院議員のことだ。国会における発言の過激さから「平成の爆弾男」とも呼ばれた。国会でライブドア元社長・堀江貴文氏の電子メールを取り上げたものの、偽モノであることが判明。議員辞職に追い込まれ、その後、自ら命を絶った。「永田偽メール事件」として記憶にある人は多いだろう。

 永田氏と小西氏には共通点がある。共に東京大学卒業で、官僚出身。永田氏は財務省だが、本流の主計局ではなく、関税局。小西氏も旧郵政省と、

「優秀ではあるが、最優秀ではないコンプレックスがあり、それが国会議員となって虚勢を張る一因」(霞が関のベテラン官僚)

 小西氏が3月に放送法をめぐる総務省の「内部文書」を取り上げた際も、立憲民主党内には「永田氏の偽メールのようにならないのか。真偽は確かなのか」との疑念の声があった。文書自体は行政文書であることが判明し、小西氏は勢いに乗って、当時総務相だった高市早苗経済安全保障担当相を追及した。小西氏はその高揚感を引きずり、今回の「サル」発言につながったようだ。

 発言したのは3月30日、国会内での、いわゆるブラ下がり取材だった。本人は「オフレコの場だった」と強弁する。だが、総務省文書問題では小西氏と「共闘」した毎日新聞から「実名報道を前提とする『オンレコ』取材で、ICレコーダーで録音していた」と否定されてしまった。

 小西氏は発言の中で自身を「憲法学者」と称したが、有志の会の北神圭朗衆院議員からは「驚いているのは『憲法学者だった』というふうにおっしゃっていたことだ。これも合わせて確認をしていただければ」と追及された。

 先の霞が関のベテラン官僚は小西氏について、

「永田氏同様、背伸びをして、自分は頭がいいとアピールし、人を攻撃しまくったのはいいが、逆風にさらされると、とたんに弱くなる。そして誰からも相手にされなくなる」

 そう酷評するのだった。

2023/3/31 17:59

この記事のみんなのコメント

4
  • トリトン

    4/1 8:04

    小西なんか更迭されたとかありましたね立憲も見捨てるしかないのかな哀れだねでも哀れとは思わないだろうね頭可笑しいから。

  • あきひろ

    4/1 7:41

    この人知識はありそうだからゴシップまがいのネタなんか持ち出さず堂々と議論をぶつけて言ってほしい。

  • トリトン

    3/31 21:35

    銀河英雄伝説のピッテンフエルトも攻撃は一流だがまもりは駄目だとそして頭良くないと言われてたがこの小西は脳内は猿なみなんだよね考えて話す思考が無い。なぜ責められるのかな?俺は天才なのになんて考えてるのかな?共にヤンに勝ち逃げされて責任で死を求めたピュテンフエルトと失敗を有耶無耶に仕様として逃げ回り恫喝する小物とは天と地ほどの差だね。立憲はヤンのいた惑星同盟を滅ぼしたの政府よりもゴミだからね。

こちらも注目

新着記事

人気画像ランキング

※記事の無断転載を禁じます