降格圏との差はわずか「2」…セビージャGKボノ、メンディリバル新監督就任に「ポジティブなこと」

 セビージャのモロッコ代表GKボノ(ヤシヌ・ブヌ)が、ホセ・ルイス・メンディリバル新監督について言及した。29日、スペイン紙『マルカ』が伝えている。

 今季はシーズン序盤戦から低迷が続くと、昨年10月にフレン・ロペテギ監督を解任し、後任にはホルヘ・サンパオリ監督を招へいしたセビージャ。しかしそれ以降もチーム状況は改善されず、しまいには監督と一部の選手の間で確執が生まれるなど、ピッチ内外で問題を抱えていた。そして今月21日、今季2度目となる指揮官交代に踏み切り、ラ・リーガでの実績を持つホセ・ルイス・メンディリバル新監督に命運を託すことになった。

 ホルヘ・サンパオリ前監督の最後の試合となったラ・リーガ第26節のヘタフェ戦後、「このような状態では、どうプレーすればいいのかわからなくなり、運任せの無秩序な攻撃と守備に終始することになる」と吐露していたボノ。ラ・リーガ残留を目指す上で、劇的な変化を望んでいた同選手は、メンディリバル新監督について「エイバル時代の彼の実績は、もちろん知っているよ。個人的には、とてもポジティブなこと、とても良いことだと思う」と歓迎。続けて「一緒に目標に向かって進んでいこう。そこに100パーセント集中し、状況を好転させるためにベストを尽くさなければならない」と決意を口にしている。

 ラ・リーガ第26節終了時点で、降格圏との勝ち点差が「2」の14位にいるセビージャは、残留争いを知り尽くしている“知将”の下でどのような戦いを見せてくれるのだろうか。

2023/3/30 18:00

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