キンプリが解散するグループのよう? 「KPQP」MVがファンから反感買うワケ

 4月19日にリリースされるKing&Prince(以下、キンプリ)初のベストアルバム『Mr.5』の初回限定盤Bに収録されている「King & Prince, Queen & Princess」(以下、「KPQP」)のミュージックビデオ(MV)がYouTubeで公開され、ネット上で賛否両論を巻き起こしている。

 「KPQP」は、2019年6月にリリースされたファーストアルバム『King & Prince』に収録された楽曲。今年1月、全シングルタイトル曲と全アルバムのリード曲を除く全楽曲(108曲)を対象にした楽曲投票企画「国民投票!みんなで作ろう King & Prince BEST ALBUM」が行われ、「KPQP」が1位に輝いた。

 3月27日に公開されたMVは、メンバーが過去の自分たちの写真を眺めながら思い出に浸る内容で、ズラリと並ぶ過去のステージ衣装をメンバーが手に取るシーンも。ラストには、平野紫耀と思しき手元が映り、アルバムをそっと閉じる様子が収められている。

 キンプリといえば、5月22日で平野紫耀、岸優太、神宮寺勇太の3人がグループを脱退し、ジャニーズ事務所も退所(岸のみ秋退所)。今回のMVは、そんな状況に合わせて“卒業”や“別れ”をテーマにした内容だけに、ネット上では「何回見ても涙が止まらない。素敵なMVをありがとうございます」「最高のMVです。『さよならは言わないよ』って歌詞が胸にしみます」と感激するファンが相次いでいる。

 その一方で、「KPQPは思い出振り返りソングじゃないです。勝手にすり替えないでください」「大好きなKPQPを卒業ソングにされてしまい、頭を抱えている」と、一部ファンから反感を買っている模様。

 さらに、「世間が見たら、普通にキンプリ解散するって思うよね」「このMV、解散するグループにしか見えない。キンプリは(永瀬)廉くんと(高橋)海人くんで継続するのに、2人のことをなんだと思ってるんだろう」と疑問視する声も散見される。

 なお、このように物議を醸す一因には、昨年11月10日発売の「週刊文春」(文藝春秋)が報じた、メンバーとジャニーズ事務所社長・藤島ジュリー景子の確執が挙げられるだろう。

 記事では、平野が22年初め頃からジュリー氏に面談を申し込んでいたものの“ドタキャン”が続き、その後、対面がかなうも、ジュリー氏から「私のこと嫌いなんでしょ。あなたたちなんか私の手に負えないから知らない」と突き放されたことなどを伝えていた。

 こうした報道により、いまだ事務所に不信感を抱くキンプリファンは多い様子。そのため、3人の卒業が美化されることに対し、違和感を覚えてしまうのかもしれない。

 MVでは、「ズッ友」(ずっと友だちの略)と手書きされた自分たちのプリクラを、メンバーが笑顔で眺める場面もあったが、この撮影時、メンバーは一体どんな気持ちだったのだろうか。

サイゾーウーマン ジャニーズ情報専用Twitterアカウント「J担しぃちゃん」オープン

フォローはこちらから

2023/3/29 12:25

こちらも注目

新着記事

人気画像ランキング

※記事の無断転載を禁じます