――予言・ 滅亡研究家の白神じゅりこが古今東西の予言者の言葉を独自に解釈、不確実・不確定な未来を生き抜く知恵を授ける連載。地震や台風などあらゆる自然災害、紛争・戦争などの人災の発生、 重要人物の急死あるいは復活、政治的スキャンダル、 歴史的大事件などを科学的・経験的な予測を超越した“予言” を通して眺めていく。

　今回取り上げるのは、インドの天才予言少年アビギャ・アナンドくんだ。

　インド人占星術師アビギャ・アナンドくんは、新型コロナウイルスの出現をズバリ予言・的中させたことで一躍世界中で有名になった。また、「2021年2月10日頃に未曾有の大厄災が起こる」と予言したことがある。すると、2021年2月10日に南太平洋のローヤリティー諸島南東方を震源とするM7.7の巨大地震が発生。さらにその2日後の2月13日、日本でも福島県沖地震M7.3の巨大地震が発生した。

　ウイルスにかぎらず地震など、数多くの予言を的中させてきたアナンドくんに筆者はいち早く注目し、本サイトでも紹介してきた。

　そんな「天才予言少年」アナンドくんの最新の予言が話題になっている。

アナンドくんが感じていたトルコ大地震の不気味な予兆！

　アナンドくんは3月13日に自身のYou Tubeチャンネルで、「トルコ大地震の次に起きる巨大地震」を予言した。

　まずアナンドくんは、2月6日に起こった「トルコ大地震」について触れた。トルコ南部のシリア国境近くで、M7.8とM7.5の大地震が立て続けに起こり、3月20日の時点で死者は5万6千人を超えると報じられている。

　この地震については、「数日前から、地震が起こるかもしれない」という強い予感を感じていたという。

　というのも、トルコ大地震発生前の2月2日にZTF彗星が接近しており、それが重要なサインであると感じていたからだ。

　また、アナンドくんはオランダの地震予知研究家のフランク・フッガービーツ氏がトルコ大地震を驚くほど正確に予測していたことを称賛した。

　アナンドくんは、独自の分析の結果、これから巨大地震が起こる可能性があり、それは非常に強いものになると確信しているという。

2024年4月までに巨大地震⁉

　アナンドくんは、次の巨大地震は2024年4月までに起こると予言。

「これは単なる自然発生的な地震ではなく、非常に強力なものになるかもしれない……」と、人工地震を匂わせるような発言をした。

「洪水かもしれないし、その他の深刻な事象が発生するかもしれない」とも話し、他の厄災が起こる可能性も示した。

　アナンドくんは、今年巨大地震が起こるであろう危険な時期を、以下のようにピックアップした。

・3月14日から11月までの間に厄災が起こる強度が増している。

・3月は非常に強力な大地震の可能性あり、3月14日以降が危険。

・4月20日は日食があるため危険。

・5月末。

・7月と8月。

・10月〜12月は危険。10月非常に災害が発生する可能性が高い。とくに10月28〜30日の期間中。

　また2024年4月まで危険な時期は続くという。今回の動画では、地震が発生する具体的な場所は発表されなかったが、アナンドくんによると、予言をさらにアップデートしていくようだ。

　巨大地震を予言的中させた実績がある彼の警告には注意を払わねばならないだろう。またアナンドくんの予言に続報があればお伝えしたい。