「選考スピードがとにかく遅い」第一志望で待たされ続けた男性の怒り 他社をいくつも断った結果…

就職活動は、いくつかの企業の選考を並行して進めるのが一般的だ。だからこそ、本命企業の選考が遅々として進まないと、ほかの企業の内定が決まった場合、困ってしまう。(文:KZ)

最終面接は「10分で終了」「結果が出るまで、またも1か月待たされた」

東京都に住む50代前半の男性(建築・土木技術職/正社員・職員/年収600万円)が入社面接を受けたのは、「CM等で大々的に宣伝しているカタカナ表記の会社名の家具や生活用品メーカー」だった。同社は

「選考スピードがとにかく遅かったです。書類選考から一次面接に1か月。 二次面接まで2か月。最終面接まで1か月もかかった」

と実に4か月経過しても合否が決まらなかった。あまりにも長い選考期間にしびれを切らし、男性が説明を求めたところ、企業からは「面接担当者がアメリカにいるから」との返答が。とはいえ、「一次面接はZoom」で行ったというから、納得できるはずもない。

そんな中、ほかの会社の選考は進んでいく。男性は

「次の日程がなかなか決まらないので、他の会社の面接も進められないし、内定が出ても、『これだけ有名な会社で、せっかく選考が進んでいるのだから』と、何社も内定を断ることに」

と悔しい記憶を振り返る。散々待たされた挙句、

「最終面接は対面だったが、10分で終了。 さらに、結果が出るまで、また1か月も待たされました」

といい、しかも「結果は不採用」だったというから、気の毒と言うほかない。トータル5か月の就活で、一体いくつの内定を断ったのだろう。

「あまりにもフットワークの悪い業務の進め方と、応募者をバカにした対応に『この企業の商品はもう、絶対買わない』と思ってます」

と綴った男性。恨みに思うのも無理はない。

※キャリコネニュースでは「面接での信じられないエピソード」をテーマにアンケートを実施しています。回答はこちらから https://questant.jp/q/74FZSHAJ

2023/3/23 6:00

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