飼い主が大好きなワニ 懐きすぎてベッドで一緒に寝ることも(メキシコ)

メキシコ中央部サン・ルイス・ポトシ州在住のジョナサン・アライザさん(Jonathan Araiza、29)は、ワニの“ガモーラ(Gamora)”をペットとして飼っている。ガモーラは体が比較的小さく、ジョナサンさんが抱えられる大きさだ。しかし口には尖った歯が生え揃っており、一度噛まれてしまえば大けがは免れないと想像してしまう。

そんなガモーラの普段の様子について、ジョナサンさんはこう語っている。

「家の中を自由に歩き回り、ベッドや肘掛け椅子でリラックスしています。階段の上り方も分かりますし、自宅に設置した池にも自由に出入りできますよ。」

ガモーラの他にチワワを2匹とカミツキガメ、ワニガメを飼っているジョナサンさんは、自身のTikTokアカウントでペットたちとの暮らしぶりを披露している。その中にはベッドの上で横になるジョナサンさんの隣で頭を撫でてもらうガモーラの姿もあり、ゆっくりと瞬きをして気持ち良さそうにしていた。また別の動画では、ソファに座ってテレビゲームをするジョナサンさんの膝にガモーラが乗っているところを公開している。ジョナサンさんの腕に包まれてじっとしているガモーラは口を少し開けており、心なしか嬉しそうな様子が見て取れる。

ジョナサンさんは「ガモーラのように飼育に適応できるワニは非常に少ないですよ。抱っこしたり近くにいても怒ったり神経質にならずに大人しくしているのは、ワニの性格から考えると驚くべきことです」と明かしており、まさかガモーラがここまで懐いてくれているとは思わなかったようだ。

ジョナサンさんがガモーラを購入した当時は、今よりも小さく攻撃的だったという。さらに緑色の体をしていたこともあり、マーベル作品『ガーディアンズ・オブ・ザ・ギャラクシー』に登場する緑色のキャラクター“ガモーラ(Gamora)”の名前を付けたそうだ。

これだけ大人しいと本当に肉食動物なのかと疑ってしまうが、ジョナサンさんはエサとしてウサギやネズミ、牛肉、鶏肉、甲殻類などをガモーラに与えている。また池の水が汚れないように毎日フィルターを掃除し、爬虫類であるガモーラが適切な温度で過ごせるように気を配っている。

「毎朝起きると、必ずデジタル式の温度調節器で室温を確認しています。少し寒いことが多いのですが、ヒーターをつければすぐに適温になりますよ。ガモーラの体に傷がないかなど、何か問題がないか毎日確認しています」と愛情を込めて世話をしていると話すジョナサンさん。またガモーラはジョナサンさんだけでなく、爬虫類を飼っているジョナサンさんのガールフレンドにもよく懐いているという。

ガモーラの姿を見た人からは「いつか食べられちゃいそうだけど…」「飼い主さんがワニの晩御飯になる日が来るよ」「時間の問題だと思うけど」「いつの日かワニの胃の中で目覚めることになるな」などガモーラの懐きぶりが信じられず、ジョナサンさんを心配する声が寄せられている。

ちなみに2020年には、インドネシアに住む14歳の少女がペットの巨大なヘビ6匹と戯れる様子をSNSに投稿し、注目を集めていた。

画像は『New York Post 2023年3月14日付「I have a pet crocodile that acts like a dog ― she even sleeps with me」(Jam Press/@turtlesandcrocs)(Jam Press Vid/@turtlesandcrocs)』『Jonathan Temminckii 2021年11月19日付TikTok「En serio la quiero tanto」』のスクリーンショット

(TechinsightJapan編集部 iruy)

2023/3/17 15:00

この記事のみんなのコメント

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  • あきひろ

    3/17 17:36

    ワニかわいい🤗

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