眼鏡でママの顔を初めてはっきり見た1歳男児、笑顔輝く!(米)

米テキサス州フォートベンド郡シュガーランドに住む2児の母、メーガン・ラスターさん(Magen Luster)が今月9日、TikTokに投稿した動画の再生回数がすでに2300万回を超えた。

動画は1歳4か月の次男キートン君(Keaton)が初めて眼鏡をかける様子を捉えたもので、こんな言葉が添えられていた。

「私たちは息子の目が非常に悪く、自分の顔から約5センチ(2インチ)先が見えないことを知ったの。これは息子が初めて眼鏡をかけて、ママの顔をはっきりと見た瞬間よ!」

カメラが最初に映し出したのは、右手に持った球体のおもちゃをじっと見つめるキートン君で、バンドが付いた水色の縁の眼鏡をかけてもらうとまるで時が止まったように固まっている。

そして数秒後、メーガンさんに「どう思う」と優しく声をかけられると、ママがいる方向に初めて目をやり、ニッコリと笑った。

大好きなママの顔を初めてしっかりと見たキートン君はその後、口をぽっかりと開けたまま左腕を伸ばしてママを指差しており、「どう? 私が見える?」と尋ねるメーガンさんを嬉しそうに見つめた。

さらに近くにいる女性が「見えるでしょう!」と話しかけると、口を開けたままその方向をじっと見つめ、目の前に広がる新しい世界に驚いている様子だった。

実はキートン君、たびたび斜視を指摘されていたそうで、1歳3か月の検診時に「目の焦点が合わない」と言われて検査したところ、近視の程度が「-7.00D」と強度近視であることが判明したそうだ。

メーガンさんは「あの子が見ていた世界はひどくぼやけたもので、眼鏡をかける前までは私にしがみついて離れなかったの」と明かしており、この動画には次のようなコメントが寄せられた。

「『いったい何が起きているの?』という、眼鏡をかけた瞬間のあの表情! 脳裏に焼きついて離れない。」

「この子の顔が輝く瞬間を見せてもらった! シェアしてくれてありがとう。」

「私は強度の近視だけど、眼鏡がないと目の前のものしか見えないの。この子のことは自分のことのように嬉しいわ!」

「この子の笑顔が胸に刺さる。」

「私は自分が初めて眼鏡をかけた日のことを今でもはっきりと覚えているわ。本当に素敵な思い出よ。」

「私も今でも鮮明に思い出すの。眼鏡をかけて初めて見た木々の青さ、葉、枝の1本1本をね。」

「ぼやけた世界で生きるってつらいことだよね。ましてや言葉もままならない1歳児! 本当に良かった。」

「私は10年間、眼鏡技師をしていたの。そして初めて眼鏡をかける瞬間を見るたび、涙を流していたものよ!」

「私ったら、朝からこの動画を見て泣いているわ。」

そしてこれらのコメントに対し、メーガンさんは「動画を投稿した夜には、『私の女きょうだいがこの動画を見てコメントを残してくれるかな』くらいに思っていたの。それが翌朝起きると、たくさんのコメントが届いていてとんでもないことになっていた…。息子や私への前向きで温かいコメントには心から感謝しているわ!」と述べ、次のように続けた。

「キートンは周りが見えるようになってとても喜んでいるの。もちろん私も、天にも昇る気持ちよ! 今のキートンはおもちゃだけでなく全てのものに興味津々で、あちこち動き回っているわ。」

「眼鏡をかけたことで、キートンの新たな可能性の世界が開き始めたの! 今後はキートンが歩くようになり、周りの世界をしっかりと目に焼きつけ、どんどん探検してくれることを願っているわ!」

画像は『MagenLuster 2023年3月9日付TikTok「We found out our son had really bad vision」』のスクリーンショット

(TechinsightJapan編集部 A.C.)

2023/3/14 22:00

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