愛犬のDIYトリミングを甘く見ていた飼い主、散々な結果も笑い止まらず(カナダ)

カナダのニューファンドランド・ラブラドール州に住むジャムさん(Jam)は、メスのゴールデンドゥードル“デイジー(Daisy)”を飼っている。ゴールデンドゥードルとはゴールデンレトリバーとプードルのミックス犬で、穏和な性格と柔らかく豊かな毛並みが特徴だ。

昨年5月のこと、ジャムさんはデイジーのために充電式の犬用バリカンを購入、自宅で初めてDIYトリミングに挑戦した。

しかしトリミングは思いのほか難しく、足とお腹の被毛を剃り残したままバリカンの充電が切れてしまった。まさかの事態にジャムさんは、TikTokに当時のデイジーの姿を投稿。自身のことを「これまでで最悪のトリマー」と呼び、「犬のトリミングが散々な結果になった」と言葉を添えるとこう続けた。

「私は自分の能力を過信していたの…。なんとかトリミングを終わらせなくちゃならないわ。今晩、夫が帰宅したら殺されちゃうわよ! 夫が帰る前にどうしても仕上げるわ。オーマイガー!」

ところがジャムさん、滑稽な姿のデイジーを見ているうちに吹き出して笑い始めており、動画にはこんなコメントが寄せられた。

「これは面白い!」

「飼い主は意外に楽しんでいる?」

「被毛はまたすぐ生えてくるから大丈夫!」

「私も自分でトリミングをしているけど、何年経っても難しいものよ。」

「私が愛犬のトリミングをした時は“芝刈り機カット”と呼ばれたわ。」

「犬はまるでパンツをはいているみたい!」

「お金を払ってでもトリマーに頼んだほうがいいわ。もうDIYはしないことよ!」

「犬は日焼け止めが必要になるね。」

「もしかして動物虐待か何か?」

「犬が飼い主のことを無視していないことに驚き。きっと怒っているはずよ!」

「いや、犬は何とも思ってないのでは?」

「あなたはよくやったと思うよ。犬が健康で被毛が絡まっていなければそれでいいじゃない?」

なおジャムさんはその後、デイジーをほぼ丸刈りの状態にしており、購入したバリカンが約70カナダドル(約6800円)だったこと、どんな犬にも使えるマルチタイプのコードレス商品だったことを明かしていた。

そうして迎えた今年1月3日、ジャムさんは再びデイジーのトリミング途中の動画を投稿、このように説明した。

「夫や子供たちは、私がお金を節約するためにDIYトリミングをするのを嫌がるわ。でもデイジーはブラッシングが嫌いで、被毛がすぐに絡まってしまうの。だからまた私がトリミングをしてみたのよ!」

「以前のトリミングでは、デイジーの背中からバリカンを入れ、お腹と脚を剃ることができなかったから、今回はお腹と脚から先に剃り始めたの!」

カメラが映し出したデイジーは、まるで犬用ブーツでも履いているかのように足に被毛が残っており、体の下半分だけが丸刈りになっていた。

ジャムさんは「バリカンは充電しても短時間しかもたないし、デイジーのストレスになるから今回は少しずつトリミングしていくことに決めたのよ」と続け、「せっかくだからモヒカン刈りにでもしようかしらね」と笑ってみせた。

そしてその1週間後、ジャムさんは背中にモヒカンのような被毛を残し、ポニーのようにも見えるデイジーの姿を披露、「家族は嫌うけど、私は楽しくてかわいいと思うのよ」と綴っていた。そんなデイジーに対しては「かわいそう」「ばかげている」というコメントもあるようだが、ジャムさんは「デイジーを見るたびに笑顔になってしまうのよ。最高でしょ!」と全く怯む様子はないのであった。

ちなみに過去には、DIYトリミングで体だけが丸刈りにされ、ニワトリのようになってしまった犬が話題になっていた。

画像は『JAM 2023年1月10日付TikTok「Skeet Dog.」、2022年5月30日付TikTok「Dog Grooming Gone Horribly Wrong.」、2023年1月3日付TikTok「I am taking bookings for grooming!」』のスクリーンショット

(TechinsightJapan編集部 A.C.)

2023/3/14 5:05

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