飲み込んだヘビがお尻の穴から突き出したカエル「長すぎたか?」(豪)

爬虫類の捕獲・駆除作業を行う「サンシャインコースト・スネーク・キャッチャーズ・24/7(Sunshine Coast Snake Catchers 24/7、以下SCSC」が10日、Facebookに2枚の写真を公開した。

1枚はアマガエル科の「イエアメガエル(Green Tree Frog)」のお尻の穴から、コブラ科の毒ヘビ「イースタンブラウンスネーク(Eastern Brown Snake)」の体が突き出しているもので、ヘビの頭が確認できる。そしてもう1枚は、カエルのお尻から引き抜かれた後のヘビの写真で、SCSCは「赤ちゃんヘビ」と綴っている。

『西オーストラリア州立博物館(Western Australian Museum)』のウェブサイトによると、 オーストラリア北東部やパプアニューギニアに生息するイエアメガエルは樹上棲で、オスの体長は大きいもので8センチに、メスは11センチにまで成長するという。

2枚の写真はこのカエルに出くわした女性がSCSCに送ってきたものだそうで、「カエルが後ろ足を使い、ヘビを引っ張りだそうとしているのを見た女性はヘビを引き抜いた」と説明がある。

SCSCは続けて「カエルはヘビを消化し、便として排泄するのが困難だったのだろうか?」「ヘビはカエルの消化管を全部通過して出てきたのだろうか?」とフォロワーらに質問、「『ワオ!』とにかく『ワオ!』だよ」と驚きの声をあげていた。

なお女性は「引き抜いたヘビはすでに息絶えていた」と明かしており、SCSCのフィン・リチャードソンさん(Finn Richardson)は「こんな光景を見たのは初めてで、実際に何が起きたのかは分からない」とコメント、Facebookには次のような声が寄せられた。

「これはクレイジー!」

「ヘビがお尻から突き出したままなんて、カエルは不快だろうね。」

「頭から飲み込まれて、そのままお尻から出たってことよね? ヘビが自分で消化管を移動したってこと?」

「イエアメガエルは動くものはなんでも口にするからね。これは意外と頻繁に起きているのかもしれないよ。」

「このカエルは成長が早く、かなりの大きさになる。そしてヘビ、カエル、小さなネズミ、鳥など目に飛び込んでくるものはなんでも食べる。食べ過ぎて肥満になるとも聞くよ。」

「ヘビを食べた後に、欲張ってまた他のものを食べたのでは? それでヘビが消化される前に押し出された可能性もあるよね。」

「カエルはヘビを消化できなかったのでしょうね。」

「ヘビが長すぎたのでは?」

「長いミミズだと思って食べたのかもね。」

そしてこの写真を公開してから約8時間後、SCSCは別のイエアメガエルのお尻からヘビが引き抜かれる動画をFacebookに投稿し、こう言葉を添えた。

「今朝の写真が大好評だったことを受け、我々のフォロワーのデブ・ラークスさん(Deb Larks)がクレイジーなイエアメガエルの動画を送ってくれたんだ。カエルのお尻からはメクラヘビ(blind snake)が突き出していてね。カエルの目を見ると、ヘビを引き抜いてもらってホッとしているのが分かるんだ。ハハ!」

動画では、カエルのお尻の穴からミミズのようなヘビが飛び出していて、それを引っ張られたカエルがお尻を上げて踏ん張っているのが見て取れる。そうして出てきたヘビの全長はカエルの倍はあるようで、フォロワーらは次のようなコメントを寄せた。

「カエルは本当にホッとしているのかな? トラウマになっているようにも見えるわ。」

「メクラヘビって初めて知った。まるでミミズだね。」

「寄生虫のようでゾッとする。」

「気持ち悪い。」

「こんなレアな光景を一日に2度も見られるなんてすごいぞ!」

「ヘビも災難。」

「さすがオーストラリアだよ!」

画像は『Sunshine Coast Snake Catchers 24/7 2023年3月10日付Facebook「Snake Comes Out Frog’s Backside!」』『9News 2023年3月10日付「‘What is going on here?’: Bizarre frog footage has Aussies scratching heads」(Sunshine Coast Snake Catchers)』のスクリーンショット

(TechinsightJapan編集部 A.C.)

2023/3/13 5:00

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