犬飼貴丈×飯島寛騎W主演、人気コミック『僕らの食卓』実写ドラマ化&4月放送開始

 三田織の人気コミック『僕らの食卓』が、犬飼貴丈と飯島寛騎のダブル主演で実写ドラマ化、4月よりBS‐TBSにて放送されることが決定。併せて第1弾ビジュアルが解禁、キャスト&原作者のコメント、原作者描き下ろしイラストが到着した。

 原作は、雑誌「ルチル」(幻冬舎コミックス)で連載、2017年に単行本が刊行され、「ebookjapan」のBL読者が選ぶBLアワード2018の第3位に選出された三田織の人気作。暖かな家族の食卓や性別を超えた愛の物語に「泣ける」、「あのおにぎりが食べたい!」、「癒される」と絶賛の声が続出。食卓を囲むことで縮まっていく距離感、性別を超えた暖かく、浸み込むようなハートフルストーリーはBLファンのみならず、幅広い層に支持されている。

 社員の豊は、家族と疎遠で人と食事をするのが苦手。ある日、公園で年の離れた兄弟・穣と種に出会い、なぜか「おにぎりの作り方」を教えることに。それ以来、一緒に食卓を囲み食事をすることが増えた豊たち。やがて、家族のような存在となり、そして豊と穣の距離も次第に縮まっていく…。食を通して、その人と深くつながることを大切にした、食と家族のハートフルドラマだ。

 主人公・穂積豊を演じるのは、犬飼貴丈。本作では、幼少期のあることをきっかけに人と食事をするのが苦手となった、孤独のサラリーマンを繊細に演じる。豊が出会う上田穣を演じるのは、飯島寛騎。弟のお世話をする面倒見のいい“兄貴”を好演している。そして、飯島演じる穣の弟・上田種役を演じるのは、多数の応募の中からオーディションを勝ち抜いた子役の前山くうが。本格的なドラマ出演は本作が初となる。

 犬飼は「地元徳島の空気を吸いながら自然体でお芝居できる環境を設けていただき感謝しています。やはり地元の空気は体に馴染むなぁと感じました。美馬市の風景とこのドラマの雰囲気がとてもマッチしていて、ほっこり感動きゅんきゅんしていただけるのではと思います」とコメント。

 飯島は「生きていく為には食事が必要。当たり前かもしれませんがその当たり前があるからこそ人と人とが繋がっていき自然と心が落ち着く。食は心の糸を繋げてくれる。何気ない小さな幸せがこの作品には沢山溢れています。そんな優しく温かいおいしい『僕らの食卓』へ是非」と言葉を寄せている。

 子役の前山は「撮影も毎日とってもたのしくて、撮影中に食べたごはんぜーんぶおいしかったです! がんばったので、たくさんの人にみてほしいです! 上田家だいすきー!」と感想を。

 原作の三田織は「ドラマ化のお話を頂いてからずっと、どこか現実ではないような、信じられない気持ちでいたのですが、徳島でのロケを見学させて頂いて、目の前に豊、穣、種くん、おとうが生きているのを見て、これは夢じゃないんだなぁ…と、胸がいっぱいになりました。とてもあたたかい、光に満ちた現場でした」と話している。

 監督は、石橋夕帆、飯塚花笑、上村奈帆。石橋は昨年、ドラマ『北欧こじらせ日記』(テレビ東京)の全話のディレクターを務め、長編2作目となる『朝がくるとむなしくなる』が本年劇場公開予定だ。飯塚は、トランスジェンダーである自らの経験を元に制作した『僕らの未来』が、ぴあフィルムフェスティバルにて審査員特別賞を受賞。2022年には、初の劇場公開作品『フタリノセカイ』が話題を呼び、また最新作『世界は僕らに気づかない』は、大阪アジアン映画祭コンペティション部門にて来るべき才能賞を受賞した。上村は、2018年に『書くが、まま』で脚本と監督を務め、「MOOSIC LAB 2018」で観客賞と最優秀女優賞のW受賞している。

 ドラマ『僕らの食卓』は、BS‐TBSにて4月より放送開始。

 コメント全文は以下の通り。

<コメント全文>

■犬飼貴丈(穂積豊役)

 豊役を演じさせていただきます犬飼貴丈です。地元徳島の空気を吸いながら自然体でお芝居できる環境を設けていただき感謝しています。やはり地元の空気は体に馴染むなぁと感じました。美馬市の風景とこのドラマの雰囲気がとてもマッチしていて、ほっこり感動きゅんきゅんしていただけるのではと思います。

■飯島寛騎(上田穣役)

 原作・脚本を読み、温かく優しい物語だと感じました。登場人物それぞれが持っている気持ちがつくっていく空間は読んでいて幸せな時間をつくってくれました。

 犬飼さんはお久しぶりの共演と言うこともあり楽しさと共に、互いに何がしたいかをすぐ汲み取る事が出来たのですんなり豊、穣に入り込む事が出来ました。あと、地元が徳島と言うこともありおすすめのラーメンを行ききれないほど教えて頂きました。

 くうがくんとは兄と思って貰えるよう常に近くにいるように心がけました。彼は天真爛漫でまさに種くんそのもの。元気すぎて現場がとても和みました。

 生きていく為には食事が必要。当たり前かもしれませんがその当たり前があるからこそ人と人とが繋がっていき自然と心が落ち着く。食は心の糸を繋げてくれる。何気ない小さな幸せがこの作品には沢山溢れています。そんな優しく温かいおいしい「僕らの食卓」へ是非。

■前山くうが(上田種役)

 種くん役に選ばれてとっってもうれしかったです! ぼくにとって初めてのドラマです! マンガをよんで種くんはとってもかわいくて、やさしくてゆかた、にいちゃん、おとんのことが大すきだなと思いました。

 マンガでみたばくだんおにぎりがすごくおいしそうで家でもたくさんつくりました。おもしろいセリフもたくさんあって、台本読みの練習もたのしかったです!

 撮影も毎日とってもたのしくて、撮影中に食べたごはんぜーんぶおいしかったです! がんばったので、たくさんの人にみてほしいです! 上田家だいすきー!

■原作:三田織

 ドラマ化のお話を頂いてからずっと、どこか現実ではないような、信じられない気持ちでいたのですが、徳島でのロケを見学させて頂いて、目の前に豊、穣、種くん、おとうが生きているのを見て、これは夢じゃないんだなぁ…と、胸がいっぱいになりました。とてもあたたかい、光に満ちた現場でした。

 「僕らの食卓」は、家族のお話でもありますし、男性二人の恋のお話でもあります。ドラマではそのどちらも、時には原作以上に丁寧に、大切に描いて下さっていると感じ、本当に嬉しく思っております。脚本を読むだけでも、ときめいたり、ぐぅっとくる場面が沢山ありました…!

 キャラクターを生きて下さった俳優の皆様、物語の世界を現実に作り上げて下さったスタッフの皆様、そして原作漫画を読んで応援して下さっていた読者の皆様、ここに至るまでに関わって下さった全ての皆様に心から御礼申し上げます。

2023/2/6 18:00

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