アーセナル、ティーレマンス獲得に今夏動く? レスターとの現行契約はまもなく満了

 アーセナルは2023年夏の移籍市場にて、レスターのベルギー代表MFユーリ・ティーレマンス獲得に動く可能性があるようだ。5日、イギリスメディア『TEAMTALK』が報じている。

 アーセナルは今冬の移籍市場で、ブライトンのエクアドル代表MFモイセス・カイセドの獲得を狙い、移籍金7000万ポンド(約112億円)のオファーを提示。カイセド自身も移籍を望んでいたとされるが、ブライトンは放出を断固拒否し、実現せず。結局は、チェルシーからイタリア代表MFジョルジーニョを移籍金1200万ポンド(約20億円)で獲得している。

 また、23年夏のメインターゲットとして、ウェストハムのイングランド代表MFデクラン・ライス獲得を望んでいるが、それと並行でティーレマンスの獲得に向かう可能性もあると伝えられている。

 同メディアによると、アーセナルは22年夏、23年冬と2度の市場でもティーレマンスをリストに載せており、カイセドの獲得失敗後にティーレマンスへ切り替える案もあったとのこと。加えて、同選手はレスターとの現行契約が2023年6月末で満了し、移籍金無しで獲得出来る点も、大きなメリットとなる。

 また、アメリカメディア『CBSスポーツ』のベン・ジェイコブス記者も、同様のコメントを残しており、『TEAMTALK』が紹介している。

「夏にティーレマンスはフリーで獲得可能で、多くのクラブが彼に注目するはず。アーセナルはまだ興味を持っているだろうし、ティーレマンスも1年前(22年夏)にその移籍を非常に望んでいた。取引が上手くいくことを期待していたようだが、アーセナルは別の方向に動いた」

「アーセナルがライスと契約しても、ティーレマンスとの契約も簡単だ。そのような選手がフリーで獲得出来るのは、多くのクラブは夢見ることしか出来なかったことだ。彼はレスターで185試合53得点に関与し、素晴らしい選択肢になる。マルティン・ウーデゴーア、トーマス・パルティ、ジョルジーニョ、ティーレマンス、ライスという中盤の陣容が完成するかもしれない。リーグでも最高のユニットの1つになり、イングランドのトップクラブとしての地位が、来季も残ることを意味する」

「ガナーズは、ティーレマンスの獲得チャンスがあるなら、それに飛びつくはずだ」

 ティーレマンスは現在25歳。2019年からレスターでプレーし、プレミアリーグ屈指の中盤センターに成長。今季もリーグ戦全21試合に出場している。

 これまでも、アーセナルとのリンクが噂されてきたティーレマンス。23年夏に、移籍が現実のものとなるのか。

2023/2/5 13:56

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