カンセロ、レアル移籍の可能性もあった? マンCから売り込みされるもレアルはお断り

 今冬の移籍市場で、バイエルンにローンで電撃移籍したポルトガル代表DFジョアン・カンセロ。同選手に、レアル・マドリード行きの可能性もあったようだ。4日、移籍市場に詳しいイタリア人ジャーナリストのファブリツィオ・ロマーノ氏が、自身のTwitterで報じている。

 カンセロは現在28歳。ベンフィカの下部組織出身で、バレンシア、インテル、ユヴェントスを経て2019年夏にブラジル代表DFダニーロとのトレードで、マンチェスター・Cに移籍した。プレミアでの2シーズン目以降は、“カンセロ・ロール”という攻撃面で変幻自在な動きで相手をかく乱する役割を果たし、一躍世界でもトップクラスのサイドバックとなったが、FIFAワールドカップカタール2022以降は出場機会を減らし、今冬にローン移籍する運びとなっていた。

 そんなカンセロはバイエルンへと加入する訳だが、実はその他に行き先となる候補のクラブもあったのだとか。その1つに、R・マドリードがあったと伝えられている。ロマーノ氏によると、マンチェスター・CがR・マドリードに対し、カンセロ獲得の売り込みをかけていたとのこと。ただ、R・マドリードは現在のスカッドに満足している上、U-20ブラジル代表DFヴィニシウス・トビアスへの信頼もあり、取引は実現しなかったと報じている。

 バイエルン移籍の裏で、R・マドリード行きの可能性もあったカンセロ。仮に“白い巨人”への移籍が実現していた場合、どのような化学反応が起こっていたのか気になるところだが。

2023/2/5 13:00

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