ガンバ大阪は2月1日、2023シーズンのキャプテンをFW宇佐美貴史が務めることを発表した。

　2022シーズンまで副キャプテンを務めていた宇佐美が、新シーズンは自身初のキャプテンに就任することとなった。宇佐美は高校2年生だった2009年にG大阪のユースから“飛び級”で昇格を果たして以降、ブンデスリーガ時代を除くとすべてのシーズンをG大阪で過ごしている。2022シーズンは右アキレス腱断裂の大ケガに見舞われ、明治安田生命J1リーグではわずか7試合の出場に。シーズンの大半を棒に振っていた。“完全復活”を誓う新シーズンは背番号を「7」に変更。かつてMF遠藤保仁（現：ジュビロ磐田）が長らく着用していた番号を背負うことが決まっていた。加えて、MF倉田秋が務めていたキャプテンも受け継ぐことが決定。新たにダニエル・ポヤトス監督が率いるチームの“顔”として、2023シーズンを戦うことなった。

　また、2023シーズンの副キャプテンにはDFクォン・ギョンウォン、MF山本悠樹の2名が就任した。キャプテンに就任した宇佐美、そして副キャプテンに任命されたクォン・ギョンウォンと山本の3名は、G大阪のクラブ公式HPを通して意気込みを記している。

▼宇佐美貴史

「昨シーズンは副キャプテンをやらせていただいて、シーズンの終盤はキャプテンマークを巻いて試合に出ることもあった中で、キャプテンとして試合に出る楽しさやチームの中で何ができるのかという楽しさは感じていました。（自分がキャプテンに）向いているか向いていないのかは正直わからないですけど、監督から指名してもらった時は率直に嬉しかったです。副キャプテンの二人と一緒にチームをしっかりとまとめていきたいと思います」

▼クォン・ギョンウォン

「今シーズンは監督から副キャプテンに任命していただきました。自分もしっかりと頑張っていきたいですし、キャプテンの宇佐美選手、副キャプテンの山本悠樹選手とともにチームを引っ張れるように精一杯努力したいです。昨シーズンはあまり良い結果が出なかった分、今年はみんなと一緒に笑えるような、そんなシーズンにしたいと思います。そして練習でも試合でもチームのために頑張りたいと思います

▼山本悠樹

「今シーズン、副キャプテンに就任した山本悠樹です。チームを支えることとキャプテンの（宇佐美）貴史くんを支えること、しっかり個人として成長することもすごく大事だと思うので、責任感をもって頑張りたいと思います」