トッテナム、DFペドロ・ポロ獲得が破談か…スポルティングが合意を反故に?

 スポルティングのスペイン代表DFペドロ・ポロはトッテナムへの完全移籍が目前とされていたが、移籍は破談となりそうだ。30日、イギリスメディア『アスレティック』が報じた。

 トッテナムとスポルティングは4500万ユーロ(約63億円)に近い移籍金で合意し、同選手は29日にメディカルチェックのため渡英したと報じられていた。移籍市場に精通するファブリツィオ・ロマーノ記者から決めゼリフの『here we go!』も飛び出していたが、急転直下、移籍は破談になった模様だ。

『アスレティック』のデイヴィッド・オーンスタイン記者によると、スポルティングが提案されていた契約の条件を破棄したため、トッテナムはポロの獲得を見送ることになったという。スポルティングの会長がポロの移籍を認め、代役としてバルセロナから元スペイン代表DFエクトル・ベジェリンの獲得に近づいているにも関わらず、ポロは「移籍を逃すことになりそうだ」と伝えている。

 なお、ロマーノ記者によると、契約書へのサインが交わされる前にスポルティングが細かい条件を書き換えた模様。両クラブは現地時間30日にも問題について話し合うようだ。

 現在23歳のポロは攻撃的な右サイドバック。2019年夏にジローナからマンチェスター・Cへと完全移籍し、2019-20シーズンはバジャドリードに、20-21シーズンと21-22シーズンは2季連続でスポルティングに期限付き移籍した。2022年夏にスポルティングが買い取りオプションを行使。同クラブでは公式戦通算97試合に出場し、12ゴールを記録している。

2023/1/30 17:25

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