ニューカッスル、21歳ゴードンをエヴァートンから獲得「僕はここで本当に活躍できると思う」

 ニューカッスルは29日、エヴァートンからU-21イングランド代表MFアンソニー・ゴードンが完全移籍で加入することを発表した。

 ニューカッスルとゴードンは「長期契約」を締結。イギリスメディア『アスレティック』によると、ニューカッスルがエヴァートンに支払う固定の移籍金は4000万ポンド(約64億円)となる。

 ゴードンはニューカッスル加入に際し、クラブ公式サイトを通じて次のようにコメントした。

「ニューカッスルからの関心を耳にしたときから、ニューカッスルは僕のためにあるのだと確信していた。ファン層や街並みが僕という人間に合っていると思うし、今の(エディ・ハウ)監督の下でのチームのプレーも僕に合っていると思う。クラブは正しい方向に向かっているように見えるんだ。本当に大きな一歩だと感じている。まだ、僕の実力を見てもらっていない。監督やクラブの方向性のもとで、僕はここで本当に活躍できると思う」

 現在21歳のゴードンは、エヴァートンの下部組織出身。2017年12月にトップデビューを果たすと、2020-21シーズン後半はプレストン・ノースエンドへの武者修行を経験した。エヴァートンに復帰した21-22シーズンは、プレミアリーグの35試合に出場して4ゴール2アシストを記録。そして今季から背番号を「10」に変更し、ここまでは公式戦18試合に出場して3ゴールを挙げていた。

 昨年夏の移籍市場ではチェルシーが獲得に本腰を入れ、最大6000万ポンド(約96億円)のオファーを提示。しかし、エヴァートンが売却を拒否して残留となっていた。そこから『グディソン・パーク』での状況は一変し、エヴァートンは先日にフランク・ランパード前監督を解任。かつてバーンリーを率いたショーン・ダイチ新監督の招へいが決定的ななか、新体制の補強資金に充てるためゴードンの売却を決めたようだ。

【画像】ニューカッスルがゴードンの獲得を発表

2023/1/30 16:13

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