ソシエダ指揮官、バルサ戦に続いて“魔術師”不在の穴を埋めた久保建英を称賛「才能に溢れている」

 レアル・ソシエダを率いるイマノル・アルグアシル監督が、29日に行われたラ・リーガ第19節レアル・マドリード戦を振り返った。同日、スペイン紙『アス』が伝えている。

 ラ・リーガ第18節終了時点で勝ち点「39」の3位につけるレアル・ソシエダは、第19節でレアル・マドリードと対戦。“白い巨人”の前に守勢に回る時間が増えたものの、MF久保建英らを中心に反撃に転じる場面も。最後までゴールを奪うことはできなかったが、DFイゴール・スベルディアやDFロビン・ル・ノルマンら守備陣の奮闘もあり、敵地で勝ち点1を得た。

 今季のラ・リーガでCL圏内を堅持するとともに、ヨーロッパリーグではベスト16に進出したレアル・ソシエダ。一方で、ここにきて相次ぐ負傷離脱者に悩まされている。とりわけ、右サイドバックのDFアンドニ・ゴロサベルとDFアレックス・ソラ、そして同試合では、同ポジションの穴を埋める形で起用されたDFアリツ・エルストンドまでもがケガに見舞われた。アルグアシル監督は「これ以上は求められない。素晴らしい試合をし、チャンスを作った。何人かの選手が負傷している中で、マドリーのようなチームと対戦することは簡単ではない」と告白。また「言い訳はできないし、ケガをしていようが、それに順応して行く必要がある。前半戦の彼らの活躍は脱帽ものだ」と充実感のある前半戦だったことを語った。

 さらにアルグアシル監督は、久保建英を称賛。コパ・デル・レイのバルセロナ戦に続き、負傷中のMFダビド・シルバに変わってチャンスを演出した同選手について、「とても素晴らしい、驚異的だ。3週間ほど満足のいく練習ができなかった(大腿四頭筋を痛めている)だけに、これ以上望むことはできない。彼は見事に守備のタスクを遂行し、とても(ゴールに)近い存在だった。タケは才能に溢れている」と口にしている。

2023/1/30 13:56

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