●調査内容：毎年登場しているGODIVAとローソンのコラボスイーツを調査。気になる今年の新作を食べ比べてみた

　オリジナルスイーツブランド「Uchi Cafe」を始めとする充実のスイーツメニューが好評を博しているコンビニエンスストア『ローソン』では、1月24日よりベルギー高級チョコブランド『GODIVA（ゴディバ）』との新作コラボメニューの販売をスタート。上質さを感じさせるチョコレートテイストが、世のチョコレート好きを心地よく悶絶させている模様です。

　今回は「ショコラテリーヌ」「ショコラサンド」のスイーツ2品と「ショコラメロンパン」「ショコラクイニーアマン」のベーカリー2品の、計4品がラインナップ。果たしてどれほどの仕上がりとなっているのか、実食にてそのテイストをチェックしてみたいと思います！

「Uchi Cafe×GODIVA ショコラテリーヌ」

　まずはスイーツ2品から。「Uchi Cafe×GODIVA　ショコラテリーヌ」は、バターと卵黄ともにじっくり焼成した濃厚な食感のテリーヌに、ガナッシュを重ねて仕立てた一品です。

　ガナッシュの濃密できめ細かな舌触りと、微妙に滑らかさが異なるガナッシュの味わい、両者のビターで上質なベルギー産チョコレートのテイストが美味しさを上品に演出します。一気に食べ切るのを躊躇してしまうほどの濃厚さがあり、クラッカーやプレーンビスケット、バゲットなどに塗っていただくのがオススメです。

「Uchi Cafe×GODIVA ショコラサンド」

「Uchi Cafe×GODIVA　ショコラサンド」は、ベルギー産チョコレートを使用したチョコレートクリーム＆ソースを、ザクザク食感のサブレでサンド。全体をチョコレートでコーティングし、カカオニブをトッピングして仕上げた一品です。

　サブレの食感を楽しむのと同時に、甘さとほろ苦さを兼ね備えたチョコクリームが口の中ですうっと消えていく不思議な味わいは、コンビニスイーツとは思えないほどの高い完成度を感じさせてくれます。「何だこれ、すげえ美味しい！」と感心しているほんのわずかな間に1個をペロっと食べ終えてしまうので、実食の際は注意が必要です（笑）。

「GODIVA ショコラ クイニーアマン」

　続いてはベーカリー2品を紹介。「GODIVA ショコラ クイニーアマン」は、チョコレートを練り込んだデニッシュ生地をベルギー産チョコレート入りの飴でコーティング。生地の中に充填されたチョコレートクリームは、“層”というよりも”段”という表現がぴったりの厚みで、表面にトッピングされたクルミの粒が食感と味わいにアクセントを加えます。

　チョコレート感はあるものの主張はそれほど強くないビターな味わい。デニッシュ生地のさっくりとした食感、チョコクリームの濃密な味わいに、表面にかけられた飴が全体をひとつにまとめた面白い仕上がりとなっています。クイニーアマンの特徴でもある“砂糖じゅんわり”な味わいはなく、また飴のコーティングとたっぷりのチョコクリームがありながら、全体的な甘さはかなり控えめ。あまりの食べやすさにちょっと驚いてしまいました。

「GODIVA ショコラメロンパン」

　最後は「 GODIVA ショコラメロンパン」。表面のクッキー生地をチョコレート味で仕上げ、ベースのパン生地にチョコレートをブレンド。さらにビターで濃厚なチョコレートクリームと、ダイスカットでしっかりとした食感のチョコレートチップをサンドした、まさに“どこをとってもチョコレート”な仕様になっています。

　チョコをかけたかのようなクッキー生地は、さっくり食感。パン生地は、チョコレート感がしっかりありつつも控え目な甘さです。チョコレートクリームとチョコレートチップの配置が違っており、食べる方向によって食感と質の違うテイストにぶつかるのが面白いところです。こちらはブラックコーヒーやお茶などと一緒にいただくと、美味しさがさらにアップしますよ！

調査結果

　これまでに幾度となく登場している“ローソン×GODIVA”のコラボスイーツですが、今回の4品も漏れなくGODIVAチョコレートの上質なカカオテイストを感じさせる仕上がりとなってました。一足早めにバレンタイン気分を味わえるので、チョコレートをもらえる予定があるウルトラハッピーな方はもちろん、そんなの知ったこっちゃねえという孤高のチョコ好きの方も、ぜひお近くの『ローソン』で美味しいチョコスイーツを楽しんでみてください！

（撮影・文◎河西まさあき）

●DATA

ローソン×GODIVA　コラボスイーツ＆ベーカリー

期間：2023年1月24日（火）～

販売：一部店舗を除く全国の『ローソン』

https://www.lawson.co.jp/