リヴァプール相手に劇的決勝弾…三笘薫「これまでで最高の瞬間」

 ブライトンに所属する日本代表MF三笘薫が、劇的な決勝弾を振り返った。29日、クラブ公式サイトが伝えている。

 FAカップ4回戦が29日に行われ、ブライトンはリヴァプールと対戦。30分に先制を許したものの、39分にタリク・ランプティのシュートがルイス・ダンクに当たってコースが変わる形で同点に追いついて迎えた90+2分、FKの流れからペルビス・エストゥピニャンが折り返すと、三笘が冷静なコントロールから相手をかわしながらゴールへと流し込み、勝ち越しゴールをマーク。2-1で逆転勝利を収めたブライトンが5回戦へと駒を進めた。

 劇的な決勝点を挙げた三笘は試合後にクラブのインタビューに応じ、ブライトンに来てから最高の瞬間かと聞かれると、「今のところ、これまでで最高の瞬間だと思います。試合の終盤だったし、いいゴールでした。このゴールで試合にも勝てたからとても嬉しいです」と喜びを口にした。

 華麗なテクニックからの決勝弾については「FKは準備していたものでした。ペルビスから素晴らしいボールでしたし、デニズ(・ウンダフ)のいいブロックもありました。みんながいいプレーをしました。ファーストタッチは良かったし、キックモーションも良かった。信じられないものでした」と振り返った。

 14日に行われたプレミアリーグ第20節でもリヴァプールに3-0で勝利を収めていたブライトンは、イギリスメディア『Squawka』によると、クラブ史上初めてリヴァプール相手に連勝を達成した。リーグ戦でも6位につけるなどチームは好調を維持しているが、三笘は謙虚に戦い続ける必要があることを強調した。

「今、僕たちにはどのチームとも対戦する自信があります。良い準備ができているし、戦術的にも上手くプレーできています。謙虚に前進を続けるだけです」

 さらに、今シーズンどこまで行けるかという問いには「すべての試合が重要だから、そのことについて話すのは簡単ではありません」と具体的な目標についての言及は避けつつ、「目標ではなく、次の試合に集中しなければなりません。このテンションを維持して、続けていくだけです」と語った。

2023/1/30 9:48

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