シャルケはケルンとスコアレスドロー、連敗は「4」でストップ…吉田麻也、上月壮一郎はフル出場

 ブンデスリーガ第18節が29日に行われ、シャルケとケルンが対戦した。

 FIFAワールドカップカタール2022およびウィンターブレイクが終了し、シャルケはここまでブンデスリーガ2試合を消化。どちらも敗北を喫し、2022年11月12日に開催された第15節バイエルン戦から数えてブンデスリーガ3連敗となった。現在は17位のヘルタ・ベルリンに勝ち点「5」差をつけられ、最下位(18位)に沈んでいる。

 ライプツィヒ相手に1-6と大敗を喫した前節に続き、今節も本拠地『フェルティンス・アレーナ』での開催に。ホーム2連戦となる今節の相手は、中位からの浮上を目指すケルンだ。シャルケの吉田麻也はブンデスリーガ18試合連続のスタメン入り。前節ブンデスリーガ初ゴールを決めた上月壮一郎は3試合連続の先発に名を連ねた。

 試合は開始早々にシャルケにビッグチャンスが到来。右サイドでクリアボールを拾ったティム・スカルケがクロスボールを送ると、モリッツ・イェンツが頭で合わせる。枠を捉えた一撃はGKマルヴィン・シュバーベに弾き出され、立ち上がりに先制とはならなかった。その後は激しい攻防が繰り広げられたものの両チーム決め手を欠き、試合はこのままハーフタイムに突入している。

 後半に入るとケルンがセットプレーからチャンスを作り出す。右サイドでフリーキックを獲得すると、フロリアン・カインツの蹴った低い弾道のボールから、最後はティモ・ヒューバースがヘディングシュートを狙う。ニアサイドに飛び込んで放った一撃はクロスバーを直撃した。対するシャルケは55分、ペナルティエリア右でボールを受けた上月が積極的な仕掛けから右足を振り抜いたが、DFにブロックされてしまう。

 65分には右コーナーキックからシャルケがゴールに迫る。イェレ・ウロネンが左足で放ったボールから、トム・クラウスがヘディングシュートを狙ったが、わずかにクロスバーの上へと外れた。ホームで勝利を掴みたいシャルケは68分、負傷による長期離脱から復帰したロドリゴ・サラサールをピッチへ送り出す。73分にはそのサラサールが右足で強烈なシュートを放ったが、シュートは枠を捉えきれなかった。

 最後までゴールネットは揺れず、試合はこのままタイムアップ。シャルケは連敗こそ「3」でストップしたものの、最後まで1点が遠く、4試合ぶりの白星とはならなかった。一方、ケルンは再開後の3試合で1勝2分と負けなしをキープする結果となっている。吉田、上月は共にフル出場を果たした。

 次節は2月4日に行われ、シャルケは敵地で板倉滉が所属しているボルシアMGと、ケルンはホームでライプツィヒと、それぞれ対戦する。

【スコア】

シャルケ 0-0 ケルン

【得点者】

なし

2023/1/30 1:38

こちらも注目

新着記事

人気画像ランキング

※記事の無断転載を禁じます