好調トゥールーズ、鈴木唯人が加入するストラスブールを下す…オナイウ阿道は途中出場

 リーグ・アン第20節が29日に行われ、トゥールーズとストラスブールが対戦した。

 昇格1年目のトゥールーズは2022年の末までリーグ・アン4連敗を喫する厳しい時期を過ごしていたものの、2023年に突入してからは2勝1分と負けなしをキープ。現在12位につけている。一方、ストラスブールは前節のリヨン戦を2-1で制し、9試合ぶりの白星を飾った。現在は16位と残留争いを強いられている。トゥールーズのオナイウ阿道は4試合ぶりのベンチスタートに。ストラスブールのGK川島永嗣は肩の手術を実施した影響もあってメンバー外となった。清水エスパルスからの期限付き移籍加入が決まった鈴木唯人も合流して日が浅く、この日はメンバーに入らなかった。

 試合の均衡が破れたのは19分。アビブ・ディアロが逸らしたボールにケヴィン・ガメイロが反応すると、自ら持ち運び、最後はGKをかわしてゴールネットを揺らした。ストラスブールがこの試合最初のシュートを得点に繋げている。対するトゥールーズは失点からわずか5分後、右サイドからのクロスボールが送られると、最後はタイス・ダリンガが右足でボレーシュートを叩き込み、試合を振り出しに戻している。

 1-1で折り返した後半、トゥールーズが逆転に成功。50分、ラファエル・ハットンがブランコ・ファン・デン・ボーメンとのパス交換から左サイドを突破し、そのままクロスボールを送る。ニアサイドに走り込んだダリンガがヘディングシュートを沈め、トゥールーズが逆転に成功した。

 試合はこのままタイムアップ。後半アディショナルタイムにはガメイロが退場処分となるなど、少々後味の悪い結末となった。なお、ベンチスタートとなったオナイウは79分からピッチに立ったものの、シュートチャンスには恵まれず、今季初ゴールとはならなかった。

 次節は2月1日に行われ、トゥールーズはトロワをホームに迎える。一方、ストラスブールは敵地でレンヌと対戦予定だ。

【スコア】

ストラスブール 1-2 トゥールーズ

【得点者】

1-0 19分 ケヴィン・ガメイロ(ストラスブール)

1-1 24分 タイス・ダリンガ(トゥールーズ)

1-2 50分 タイス・ダリンガ(トゥールーズ)

2023/1/30 1:09

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