BiSH“絶頂期”になぜ解散? WACK・渡辺淳之介社長が言及「人気が落ちても、ズルズル続けてきた人たちを見てきている」

CMプランナーの澤本嘉光・権八成裕と“WEB野郎”こと中村洋基がパーソナリティを務めるTOKYO FMのラジオ番組「澤本・権八のすぐに終わりますから。」。毎回超豪華なゲストを交えて、ダラダラと話しながら、広告のおもしろさや、世の中の疑問をするどく解いていきます。

1月8日(日)~22日(日)の放送では、BiSHの皆さん(メンバー2人が週替りで登場)と株式会社WACK代表取締役社長・渡辺淳之介さんが、3週にわたり登場! 8日(日)の放送は、アイナ・ジ・エンドさん、リンリンさんが担当しました。6月のライブをもって解散するBiSHですが、アイナさん、リンリンさん、渡辺さんに今の心境を本音で語っていただきました。

(左から)中村洋基、BiSH(アユニ・Dさん、リンリンさん、モモコグミカンパニーさん、ハシヤスメ・アツコさん、セントチヒロ・チッチさん、アイナ・ジ・エンドさん)、渡辺淳之介さん、澤本嘉光、権八成裕

◆6月のライブで解散…今の率直な思い

中村:BiSHは、今年の6月29日(木)に東京ドームでおこなわれるライブをもって解散が決定しています。いよいよ時期も近づいてきましたが、改めましてWACK(渡辺)さんから“解散”については、どういう思いですか?

渡辺:(BiSHは)8年くらいやってきたので、正直に言うと“やっと終われるな”っていうのが……(笑)。

澤本・権八・中村:ハハハ(笑)。

渡辺:“長く続けること”の意味もすごくあると思うんですけど、僕がBiSHを作って、そこにメンバーたちが来てくれた形なので、次はメンバー自身のやりたいことというか。

僕も、社会人になって8年くらいで会社を設立したので、そういうタイミングも含めて、みんなの独立というところは、楽しみにしている部分が一番大きいですね。

澤本:アイナさんは、どうですか?

アイナ:私たち自身も“6月に東京ドームで(ライブが)できる”ということを本当に1ヵ月前くらいに知りました。それまでは、いつがゴールなのかが分からなかったですし、きっと清掃員(BiSHファンの呼称)も“2023年のいつだろうな”って本当にドキドキしていたと思うんですよ。

だから、ゴールが決まったことで、ラストスパートが始まるんだなって。だったらもう駆け抜けていくしかないし、きっと6月29日をちゃんと迎えられるような気がするので、それまで私は(BiSHを)まっとうしたいなと思います。

澤本:リンリンさんは、いかがですか?

リンリン:東京ドームはBiSHの夢だったので、叶ってすごくうれしい気持ちもあるんですけど、清掃員のすごく寂しそうな声もたくさん聞いていて。でも今年は、東京ドームの前にも、まだまだたくさん楽しいことがいっぱい待っているので、毎日を清掃員と一緒に楽しみたいなと思ってます。

*  *  *

中村:これはWACKさんの哲学なのかもしれないですけど、ネットのインタビュー記事などで“一番の最高潮、絶頂のときに散る”みたいなことをおっしゃっていたんですけど。そこに対するこだわりはあるんですか?

渡辺:そうですね……難しいところなんですけど、(この仕事って)人気商売じゃないですか。人気が落ちても、ズルズル続けてきた人たちを見てきちゃっているので。変な話、(続ければ)小銭は稼げるかもしれないですけど“そういうことじゃないんだよな”っていうのだけが一番にありますね。

そのことを前提にしないと、彼女たちがジャンプアップできないんじゃないかっていうのが一番の不安要素ではあるんですけどね。会社経営で考えたら、ズルズル続けたほうが全然良いんですけどね(笑)。

(左から)リンリンさん、アイナ・ジ・エンドさん

<番組概要>

番組名:澤本・権八のすぐに終わりますから。

放送日時:毎週日曜 24:00~24:30

パーソナリティ:澤本嘉光、権八成裕、中村洋基

特設サイト:https://www.tfm.co.jp/suguowa/

2023/1/29 20:30

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