「親子丼」を失敗せずに“とろふわ”に仕上げるコツとは?【基本の家庭料理】

●定番の家庭料理として愛される「親子丼」。失敗せずに、いつでもおいしくとろふわ食感に仕上げるコツをプロの料理家レシピで伝授します。

 フードクリエイターユニット「東京ソロごはん。」が提案する、人気の連載「基本の料理レシピ」。今回は、家庭料理の定番でもある「親子丼」です。

 使う材料や手間も手軽で、調理時間も短く、忙しい時のお助けレシピとしても活躍するおいしい一品。ですが「とろふわ卵の親子丼が作れない」、「味が決まらない」など、悩みが多い料理でもあります。

 こちらのレシピを使えば、失敗することなく、いつでもお店のような王道の「とろふわ親子丼」が作れます。ポイントは「卵を混ぜすぎないこと」。とろふわな仕上がりになり、王道の甘辛しょうゆ味で楽しめます。ぜひお試しあれ。

これぞ王道の味! 「とろふわ親子丼」の作り方

 失敗しない一番のポイントは、卵の混ぜ方にあり!鶏肉の切り方や煮込むタイミングなどちょっとしたポイントを外さないことで、コク深く、とろふわな親子丼が仕上がります。

◎材料(1人分)

・鶏もも肉……70g

・卵……1~1.5個

・玉ねぎ……1/4個

・三つ葉……適量

A

・だし……1/4カップ

・醤油……大さじ1

・酒……大さじ1/2

・みりん……小さじ2

・砂糖……小さじ1

・温かいご飯……どんぶり1杯分

◎作り方

1.玉ねぎは5mm幅の薄切り、三つ葉は2cmの長さに切る。鶏肉は2cmのそぎ切りにする

<point>鶏肉はそぎ切りすることで早く火が入り、味も染みやすくなります

2.小さめのフライパンにA、玉ねぎ、鶏肉を入れ火にかける。沸いたら中火で2分加熱し、鶏肉を裏返しさらに2分加熱する

<point>鶏肉と丼つゆは冷たい状態からゆっくり火にかけると、鶏肉の旨みがつゆに引き出されます

3.ボールに卵を割り入れ、卵白のコシを5回ほど切って、卵全体を3.4回溶きほぐす。三つ葉の茎の部分を加える

<point>卵は卵白と卵黄で火の通り方が違うので、混ぜすぎないことで固まっている部分と半熟の部分の両方を味わえます

4.ご飯を器に盛る

523を中心から「の」の字を書くように回し入れる

<point>卵を流し入れる時は火の入りにくい中央から。余熱で火を通すことで、卵に煮汁が含まれ、とろっとした仕上がりになります

6.鍋肌がふつふつ沸いたら蓋をして、火を止め1分~1分30秒ほど蒸らす。表面を半熟状に仕上げる

<point>卵2個の場合は2回に分けて加えましょう

746を盛り、三つ葉の葉をちらす

※毎日の料理に役立つ「東京ソロごはん。」の様々なレシピはこちらチェック!

●プロフィール

東京ソロごはん。

フードコーディネーター・ウエッティと、フォトグラファー・はしもっちゃん 2人によるフードクリエイターユニット。「ひとりごはんが楽しくなるお料理」を毎週金曜日18時YouTubeにて動画配信中!

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2023/1/29 10:48

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